AMNのモニターキャンペーンで、Lenovo IdeaPad S10eを送っていただいた。
ちょうど送っていただいた時期が、ゴールデンウィークの外出時期と重なったこともあり、ゆっくりと使ってみることはできないままAMNさんに送り返すことになってしまったが、印象をまとめておこう。以下の写真はKNN神田さんのもの。
ちなみにスペックは以下の通り。Lenovoが日本で発売する、コンシューマ向けネットブックなのだそうだ。
[CPU] Intel Atom N270(1.6GHz)
[メモリ] 1GB [HDD] 160GB
[ディスプレイ] 10.1型ワイド(1024×576ドット)
[バッテリ駆動時間] 約5.3時間
[サイズ/重量] W250×D196×H22~36mm/約1.38kg
[OS] Windows XP Home Edition SP3
[価格] 49,980円
ネットブックとしてはHP Mini 1000を利用しているが、それに比べるとIdeaPad S10eは筐体がやや大きく、重い。一方、標準の3セルバッテリーでは、3.3 時間しか持たないHP Mini 1000に比べて、標準が6セルバッテリーで5.3時間駆動のIdeaPad S10eは頼りになる。
堅牢さがウリのLet’s Noteと小さく手軽なHP Mini 1000を併用している僕から見ると、IdeaPad S10eはちょうどその間を行く感じ。ネットブックは非力でちょっと心もとないという人でも、相当程度使い込めそうな感じだ。
そのほか全体的なデザインは非常に保守的な印象で、それほど強いインパクトはない。残念ながらThinkpadで採用されている「赤ポチ」はない。
このほか、Lenovo Quick Startという機能があり、スイッチを入れるとあらわれ、Windowsを起動させないで、Web閲覧、音楽再生、画像閲覧、チャット、skypeを利用できるというすぐれもののようだった(使ってみる時間はなかった)。レビュー記事ではほとんどスルーされている印象だが、素早く起動して短時間で使えるというコンセプト通りに稼働するならば、なかなか面白い機能だろうと思う。
総括。ネットブックとしてはややハイエンドながら、価格帯も手ごろ。即買いしたくなる派手さはないのだが、ネット中心の使い方をするユーザには、十分使い込めるモデルなので、十分選択肢には入る。
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