カムチャツカ先生から「天国からのメッセージ」にコメントをいただいた。
shinyaiが人生のクライマックスを迎える、2017年のロシアは、革命100周年で、「何かが起こる」と思われているそうだ。
去年の「ブッカー賞」作品「2017」について調べてみたら、「カムチャツカの雪: スラヴニコヴァ『2017』が「ロシア・ブッカー賞」に.」というエントリが出てきた。去年読んだような気がする。amazon.co.jpにも載っているが、中身の紹介はないし、カムチャツカ先生の紹介を待つしかない。
先日、新潟国際情報大のロシア語専攻の2年生やロシア語担当のI先生とお話しする機会があった。驚いたことに(といっていいのかどうかためらうが)、今年はロシア語専攻の新入生が激増したそうだ。学生と先生は、「先生の人気ですよ」「君たち先輩の雰囲気がいいからだよ」と、お互いにほめあっていたが、たしかに雰囲気がいいんだろうなという感じがした。I先生は、先週末もプロジェクトでご一緒したが、学生をほめて伸ばすのが非常にうまい。まずほめる。ほめてほめてほめて、ついでにちょっとだけ改善点を述べる。僕も「まずほめる」ということを心がけていないわけではないが、見習わなくては。
『2017』は『図書新聞』に軽く紹介しました。『文芸年鑑』でも,沼野恭子さんがちょびっと紹介しています……なんて,紙メディアの話をここに書くと叱られてしまうかもしれませんが。池田先生とは,そんな紙メディアの墓場のようなモスクワの図書館で,すれ違ったことがあります。高貴なオーラを感じました(って,僕が下品なだけなんですが)。