情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 2012、過去最大級の盛り上がりの中終了

情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢2012

10月12−13日開催の「情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 2012」が終了。参加者の皆さん、講師の皆さん、スタッフの皆さん、それぞれが湯沢を離れて帰宅。興奮冷めやらぬまま、日曜日一日休んで今日から現場復帰という状況。おつかれさまでした。お世話になりました。

今年は「新しい脅威」というテーマの設定、具体的な講師の依頼に、少し遅れもあったが、結果的に参加者の関心が高い構成になったように思う。湯沢町公民館の座席はほぼ満席状態となり、湯沢ニューオータニホテルで行われたナイトセッション・車座会議も、大盛況であった。自分がこのイベントに関わるようになって以来、もっともたくさんのご参加をいただいたようだ。協賛のお申し出もたくさんいただいた。

情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢2012

残念ながらすべての講演をライブで聞くことはできなかったが、講演者の皆さんにはいずれもすばらしいお話をいただいた。七條麻衣子さんには、プレイベントから始まって三回もお話をお願いし、車座会議も一緒に回して、「ネット安心センター」の非常に興味深い事例を教えてもらったのが大きな収穫であった。大分から来ていただいてとても良かった。また、「自動車のセキュリティ」の日産自動車野村さんのお話も、新しい関心を引き出すことができたのではないか。お二人のご講演の依頼に関わったので、特にほっとしたところ。「共同規制」の生貝直人さんのお話も、大変興味深く、初めて話を聞く人にも、その趣旨がよく伝わったと思う。セキュリティ業界ど真ん中、という方ではない講師の皆さんには、特に大きなプレッシャーであったと思うが、大変興味深いお話をそれぞれしていただいた。1日目最後の「スマートフォン」パネルも、JSSEC西本さんの機転のきいた司会で、すばらしい問題提起、多種多様な報告をまとめあげていただき、夜のセッションに見事につないでいただいた。どうもありがとうございました。

情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢2012 まとめのまとめ – Togetter

運営は各部門ともノウハウが確立され、参加した学生スタッフの動きがよかったこともあり、大きな問題は起きなかった。自分はこれまで関わった経緯もあり、新聞班(イベント参加者に配布する講演内容を紹介した新聞を作成)のお手伝いに回っている時間が長かったが、こちらも例年になくスムーズであった。それでも構成や全体の発行スケジュール調整は大変だったが、学生スタッフも、敬和から参加して二年連続新聞を担当してくれた二ノ宮さんをはじめ、それぞれ主体的に取り組んでくれたので、うまく回っていたように思う。直接取材にいく時間はなかったが、スタッフの間で評判になっていた人参亭の記事を作成したところ、これがヒット、二日目のお昼に人参亭の写真がFacebookなどにアップされ始め、取材した学生たちも大喜びであった。

とんかつ人参亭 – 越後湯沢/とんかつ [食べログ]

越後湯沢 とんかつの人参亭|新潟県湯沢町

新しいメンバーからの提案から始まった企画もうまくいった。運営に携わる人の数が増え、月一回の例会に集まれない人たちもいるので、いろいろ新しい企画を動かしながら、新旧世代の意識を合わせるのは大変ではあるのだが、よい提案は積極的に取り入れるという柔軟さを持って、さらに盛り上がるワークショップを作って行きたいと思う。自分自身、「セキュリティ業界ど真ん中」の人間ではないが、「運営のど真ん中」を二年やらせていたいただき、実力のある実行委員に恵まれ、いろいろ勉強させてもらっている。今年のような盛り上がりが続くならば、今後もワークショップはより強い関心をひきつけて、さらに提言力・発信力のあるイベントに、育っていくように思う。

情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢

情報セキュリティ・ワークショップ in 越後湯沢

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