情報ネットワーク法学会の今年度の研究大会、プログラムが発表になった。
開催校は北海道大学で、10月15日の開催。個別報告・ポスターセッションの申し込みは、8月28日まで受け付けている。
確定した午後のプログラムは以下の通り。
情報ネットワーク法学会
●基調講演
基調講演1「社会保障・税番号制度と番号法案」
浅岡 孝充氏(内閣官房社会保障改革担当室参事官補佐)
基調講演2「震災復興とICT(情報通信技術)」
谷脇 康彦氏(総務省大臣官房企画課長)
○休憩
休憩会場でポスターセッションにご参加ください。
●分科会
2つの分科会を平行して開催します。どの分科会のコマにも参加可能・途中移動可能です。
第1分科会
・テーマ「社会保障・税番号(マイナンバー)制度の意義と課題」
発表
浅岡 孝充氏(内閣官房社会保障改革担当室参事官補佐)
石井 夏生利氏(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科准教授)
新保 史生氏(慶應義塾大学総合政策学部准教授)
高木 浩光氏(産業技術総合研究所 主任研究員)
司会
鈴木 正朝会員(新潟大学法科大学院 教授)
第2分科会
・テーマ「大震災とソーシャルメディア:その意義と課題」
発表
小林 啓倫氏((株)日立コンサルティング コンサルタント)
西條 剛央氏(早稲田大学MBA専任講師、ふんばろう東日本支援プロジェクト代表)
谷脇 康彦氏(総務省大臣官房企画課長)
藤代 裕之氏(ジャーナリスト)
司会
一戸 信哉会員(学会理事・敬和学園大学人文学部准教授)
第二分科会の企画を担当させていただき、司会をやらせていただくことになった。「震災とソーシャルメディア」というテーマは、この半年、いくつもシンポジウムで取り上げられてきた。情報ネットワーク法学会でも5月の特別講演会で取り上げた。今回はその続編としての位置づけで、パネラーもかなり入れ替わった形で、切りこんでみることにした。行政から総務省の谷脇さん、現場に近いプロジェクトから「ふんばろう東日本」の西條さんに入っていただくほか、最近このテーマで本を出された小林啓倫さんにもご参加いただけることになった。そして前回に引き続き、「ガ島通信」」の藤代さんにも入っていただいくことにした。
一方の第一分科会。私は聞きに行けないのだが、こちらは新潟大学の鈴木先生のアレンジ。番号制度問題について、制度設計に関わった浅岡さんを迎え、おなじみ産総研の高木さん、筑波の石井先生、慶應義塾の新保先生と、こちらも論客がそろった。
秋の札幌にて、皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。