paperboy&co.が、個人向け電子書籍作成サービス「パブー」をスタートさせた。
- 「本を書いてみませんか?」――ブログ感覚で電子書籍を作成・販売 ペパボ「パブー」 – ITmedia News
- ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム
- ペパボ、電子書籍をオンラインで作成できる「パブー」サービス開始 -INTERNET Watch.
「パブー」は、ウェブ上で電子書籍の作成・公開・販売が行えるオンラインサービス。アカウントを作成することで無料で利用できる。サイト上の作成画面から、本のタイトルやカテゴリーなどを決め、ページを追加してテキストや装飾、画像などを編集していくことで、電子書籍が作成できる。
作成した電子書籍は、「パブー」のサイト上で公開できる。また、EPUBおよびPDF形式のファイルも自動作成され、iPadやKindleなどの電子書籍リーダーでも閲覧できる。
書籍を公開する際には無料または有料を選ぶことができ、有料で販売する場合には10円~3000円の販売価格が設定できる。販売価格から手数料を差し引いた70%が作者の報酬となる。無料で読める試し読みページの分量も設定できる。
作者が70%取る仕組みは、アマゾンがKindleで導入している印税率と同じということなのだろうか。
個人の電子出版がこれで一気に加速するのかどうかはよくわからない。だが、有料のオプションも選択できる、個人向けの電子出版というのは、画期的なサービスといっていいだろう。今後対応する予定として、以下のような項目が挙げられている。
* 複数人で本を編集できる機能
* ブログからのインポート
* 本へのタグづけ機能
* クレジットカードでの本の購入
* iPad アプリ・表示最適化
* iPhone アプリ・表示最適化
* 携帯電話対応
* Amazon DTPへの登録代行
* iBooks storeへの登録代行
ここまですべて対応したら、書き手だけでなく読み手の注目も集まってくるだろう。その時にどこまでコンテンツがそろうかが、このサービスにとってはカギになりそうだ。