稚内の観光イメージキャラクタは、「ゆるキャラ」の「出汁之介」

/Dashinosuke

稚内観光協会が、4月に、イメージキャラクターの「出汁之介」をリリースしていたようだ。

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デザインしたのは東京の方だが、稚内観光に「ゆるキャラ」、というのは、時代も変わったものだ(wakhokには以前、この手のキャラを描ける学生絵師がたくさん在籍していたと思うのだが、残念ながらその才能が生かされることはなかった)。道民は進取の精神に富んでいるというけれど、中高年が保守的なのは、北海道
でもそんなに変わるわけではない。若い世代が上の反対を押し切るのは、地方に行くとどこでも大変なのだ。

稚内の抜海に立ち寄るアザラシが、稚内近海で採れる利尻昆布の美味しさの虜となり、あまりに食べ過ぎたため体の一部が昆布になってしまった架空動物です。

冬場稚内郊外の抜海にやってくるアザラシと、稚内の特産品、利尻昆布を組み合わせたわけだ。「あまりに食べ過ぎたため体の一部が昆布」になってしまうというのが、いかにも強引で、いろいろな想像をかきたてられる。昆布になってしまった体の一部は、機能的に問題がないのだろうかとか。なんといっても「出汁之介」だ。手から出汁が出るのだ。

その「体の一部」を食べておいしく育った「うに」とか、片方の腕が「ライダーマン」風にタラバガニのはさみとか、ほかの特産品の要素も入れようと、欲を出しすぎなかったのも良かったと思う。

さて、僕のところにこの情報が届くまで、1か月かかった。出汁之介をアレンジした愛のある二次創作が生まれている気配はないが、夏になったら注目度も上がるだろうか。

ちなみに、SUZUNE☆BLOGというのは、稚内のコミュニティFM、FMわっぴーの若手パーソナリティ、大久保鈴音さんのブログだった。

追記:コメント欄でatomoharuさんから指摘があった。最初に発表されたのは、今年ではなく、去年の4月なんだそうだ。僕が知るまでに1年かかったことになる。いいわけになるが、観光協会の「 出汁之介(だしのすけ)登場!」という記事は、2009年4月8日付になっており、てっきり今年の話だと勘違いした。なんで公式リリースまで1年かかったんだろう。

 

1 個のコメント

  • 「出汁之介」がうまれたのは、昨年の春くらいだったかと思います。初夏には「出汁之介」の着ぐるみが市内各所で活躍していましたから。4月にできたのがストラップ、というわけで。
    ちなみに、「出汁之介」を後ろ側から見ると、斑点が目立ってちょっと気味が悪いです。

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