高校も大学も、同窓会の、しかも世代をまたがるような組織化されたものには卒業以来まったく参加したことがない。興味がないというよりは、地方暮らしが多いために、機会がないせいだろう。
弘前高校の同窓会「鏡ヶ丘同窓会」の今年の開催通知が出ていた。「鏡ヶ丘同窓会」の検索ログが残っていたので、フィードでちらっと見たのを思い出した。
リンク: 鏡ヶ丘同窓会 青森県立弘前高等学校卒業生サイト – 同期会の案内投稿->★★★同期会の案内★★★->平成21年度 鏡ヶ丘同窓会.
平成21年度鏡ヶ丘同窓会の予定です。
日時:平成21年7月4日(土)17:00~
場所:ホテルニューキャッスル 麗峰の間
会費:7,000円
今年の幹事年は昭和54年卒の皆様です。
幹事年というのがあって、40代後半の人たちが毎年幹事をやるという趣向なのだろうか(想像)。僕は高校を出て以来弘前に住んだことがない(正確には、高校時代も弘前市内には居住していない)ので、いま一つ想像がつかないのだが、一般的にいって、若い世代の地元や高校への帰属意識は、少しずつ低下しているように思う。
環境の変化の中で、H○年卒の人たちが、弘前高校の同窓会活動を支えるだけの分厚さで組織化されていくのかどうかは、非常に興味深いところだ。僕の代の同窓会は、「一平会」という名前だが、分厚い組織力とは言い難い状況であろう。
これだけ離れてしまうと、「同窓会」といっても完全に「よそ者」なので、わざわざ同窓会のために弘前に戻るまでには、なかなか至らないけれど、なにか機会があれば、一度ニューキャッスルにいってみたいものではある。
お察しの通り、同窓会の幹事は卒年が担当となります。計算でいくと、あと10年後には我々の年代に担当が回ってきます。私も数度出席したことがありますが、平成年度に入ると参加者が激減します。学年から1人出席していればいい方で、ほとんどは参加していません。高校への帰属意識もさることながら、今ではネット上でさまざまな組織が機能しているので、若い人たちはそちらへ興味を示している一方、会費の高さも相まって定例の同窓会にはほとんど興味ないでしょうね。ついでにいえば、意外と地元にいる人たちは醒めているような気がします。
そのうち「今年から同窓会はネット上で開催します」なんてこともあり得るのかなぁ…。
「一平会」はもはや、名ばかりの組織になりつつありますね(これは僕も悪い)。
分厚い組織力だなんて、とてもじゃありませんが想像できません。
同窓会組織も、「自前主義」にこだわらず、各種SNSとうまく連携して負担を減らしながら、実質的にネットワークを維持していくことを考えた方がいいのでしょうね。ただ、30代後半から40代前半あたりが、ネット利用が実際にはあんまり浸透していないので、この世代が一番組織力が弱まるのかもしれない。