敬和学園大学の新しい学長に、鈴木佳秀先生が就任され、2日、大学で就任式が行われた。
カメラを忘れたので、XactiとiPhoneで何枚か撮ったもののうちの一枚。
以下の動画で、敬和の雰囲気がわかると思うが、セレモニーではこのような奏楽や賛美歌が用いられる(歌詞、譜面、読み上げられる聖書の該当箇所などは、印刷して配布されている)。
大学のまとめた鈴木先生のプロフィールは、以下の通り。
国際基督教大学教養学部卒。北米カリフォルニア州クレアモント大学院にてPh.D(宗教学)取得。新潟大学人文学部教授、新潟大学大学院現代社会文化研究科長、19世紀学学会会長を歴任。
『申命記の文献学的研究』(平成2年度日本学士院賞受賞)、『旧約聖書の女性たち』、『ヘブライズム法思想の源流』、『これからの教養教育―「カタ」の効用』等著書多数。
日本基督教団東中通教会員。
Spyseeではこうなる。まだ大学が撮った写真が出てこないようだ。
新潟大学人文学部には、新潟デジタルメディア研究会幹事で、RITE OBの北村順生先生、同じくRITE OBの古賀豊先生、稚内北星でご一緒したロシアの専門家鈴木正美先生と、何かとつながりのある先生方が在籍されている。いろいろなところで縁はつながるものだなと思う。
就任式のスピーチは、新しいリーダーを得て次の時代を作っていこうとする教職員たちにとって、明るい希望を抱かせるものであったと思う。
すでに大学の広報委員会がインタビューを公開しているが、個人的には式の中でも出た「『何かのため
に生きる』のではなく『誰かのために生きなさい』」が、非常に印象的であった。
リンク: 敬和学園大学-敬和学園大学「誰かのために生きる」.
「何かのため
に生きる」のではなく「誰かのために生きなさい」が私の教育観です。
教えてくれたのはマザー・テレサでした。人は何かのためには生きやすいのです。財産とか趣味とか。しかし誰かのために生きるには必ず自己犠牲が伴います。
「誰かのために生きる」という道を選択するならば、自分だけの世界に閉じこもることはなくなるはずです。常にその人のことを思い、配慮し、その人にとって
何がベストなのかを考え始めるからです。そのための知恵や知識が必要となります。そうした生き方を共有できるのは、教室だけではなく、雑談や飲み会だった
りと、実際の日常生活の場が教育の実践の場となり得ます。