日経BPによるBusiness Weekからの翻訳記事。
アメリカの新聞社の新しい取り組みの事例が紹介されている。
以下は新聞社のウェブサイトで、ブログなどのコンテンツを利用している事例。
リンク: 新聞社、ネット活用で再生なるか?:日経ビジネスオンライン.
また、米ワシントン・ポスト(WPO)や米NBCなどの一部メディア企業は、自社のサイト上に広告を掲載する一方で、掲載情報は外部から集めたコンテンツを利用している。新興ベンチャーの米アウトサイド・ドット・インと提携し、州・都市・郵便番号などで区分した地域別のブログや情報交換サイトのコンテンツを集め、NBCシカゴ・ドット・コムなどの地域別サイトの地図上にリンクを貼る。利用者は自分の住む地域をクリックし、地元の動向に関するブログや映像情報などを探すことができる。この機能のおかげもあり、NBCのウェブサイト全体の訪問者数は12月から2月にかけて倍増した。
旧メディアの人と話していると、自分たちのコントロールが及ばないものが表示されることへの抵抗感が強いようで、それは一般の人々の感覚にも近いのかもしれない。その気持ちはわからないでもないのだが、ネットの側から見ると、そういう旧メディアの存在は、やせがまんして孤立している巨人に見える。