Brightkiteでの同じ場所での発言を一覧表示する、Brightkite Wallが、Twitterにも対応するようになった。
リンク: Brightkite Blog » Twitter posts now supported in the Brightkite Wall.
Brightkite Wallについては以前もとりあげた。特定の場所からの発言を一覧表示することで、たとえばパーティ会場などでのみんなの投稿を見て楽しもうというものだ。その後、特定のキーワードの含まれた投稿の一覧表示、特定のユーザの投稿の一覧表示といった機能が追加された。とはいえ、面白いのはやはり、特定の場所に限った投稿の一覧機能であろう。
少なくとも日本で使う場合、iPhone以外の携帯電話では位置情報を正確に割り出すのは難しく、みんなで同じ場所にチェックインして投稿するというのが、今の段階では難しい。このような場合に、特定のキーワードを入れるというやり方で代用することが可能だということになる(毎回そのキーワードを入力する必要があるので、ちょっと面倒だが)。
Twitterから参加する場合にも、キーワードを指定して参加してもらう形になる。たとえば「keiwa090224」といった、その場にいる人しか使わないようなキーワードを指定することによって、それらの投稿を会場の大画面に表示することが可能だ。
現実の会場で、誰でも書き込める状態というのは、ニコニコ大会議とかUstreamのチャット機能でも実現可能だ。ただ、結構危なっかしい(どんな発言が飛び出すかわからない)のだけれども、一般の人が参加しやすいわけではない。Brightkite Wallも、Twitterと連携するようになって、これで少し間口は広がったが、それでもまだ、普通の一般ユーザが使えるようなものではない。
携帯メールが精一杯、というユーザ層にも気軽に参加してもらえるような、それでいて、意図せざるトラブルに発展しないような、わかりやすくて使いやすいサービスができないものかと思う。
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