東京の歴史をたどろうと思って買ったのが以下の二冊。
「昭和二十年」のほうは、烏山、佃島、神楽坂、早稲田など、なじみのある町の歴史をたどることができるもの。20年を境にしてどう変わったか、書いてはあるけれどもそれがメインという感じはない。地図が掲載されているわけではなく、写真も少ない。「下層社会」はアマゾンが「あわせて読みたい」というので、本屋で開いてみて、買った。
まだ手が出ないけれども、同様の関心からいずれ買おうと思っているのが、以下の三冊。数十年前の「井の頭線」には、のどかな風景が広がっていたということが、よくわかる。「GHQカメラマン」シリーズは、「続」のほうを以前本屋でぱらぱらと見たのだが、カラー写真のリアリティに圧倒された。GHQのいた時代が、確実に今を生きる自分たちとつながっていて、しかもたいして昔のことではないと、カラー写真はそんな当たり前のことを、あらためて感じさせてくれる。
井の頭線沿線の1世紀 (ARCHIVE SERIES)
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鎌田 達也
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GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン
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杉田 米行
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資料性+総天然色の衝撃
貴重な歴史の証言の中に、自分自身がいるようだ。
続・GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン
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杉田 米行
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総天然色ノ衝撃再ビ
以前に書いた同趣旨の記事。