米YahooがUstream風のライブストリーミングサービス、「Yahoo LIVE」を開始したと、CNET Japanの記事で知った。
Yahoo
Liveで特筆すべき機能の1つは、複数のチャンネルを同時に表示するパネルだ。自分が選んだビデオフィードを表示しているメインスクリーンの下方に、自
分と同じビデオを見ている他のユーザーのチャンネルが4つ表示される。これらのサブチャンネルは、簡単な操作でメインスクリーンに表示させることができ、
サブチャンネルに表示させるユーザーも、メインスクリーンの隣にあるチャットウィンドウからユーザー名を選択して簡単に入れ替えることが可能だ。
お互い一方向でストリーミングして、それを使ったマルチチャットをするような感じにもできるというだろう。といっても、下の4つに何が表示されるかは、人によって違うわけで、なんだか不思議な感じになりそうだが。
CNETの記事によると、さっそく深刻な回線容量不足が発生しているようだ。いまさらの「二番煎じ」にはならず、Yahooブランドの力が発揮されたという見方もできそうだが、CNETのコメントは結構辛口だ。
残念なことに、Yahoo
Liveはサービス開始とともに深刻な回線容量不足に直面している。接続しているユーザー数が800人前後を超えると、サービスが停止して「our
servers are
smoking(サーバから煙が出ています)」と表示されることが何回かあった。Yahooに言っておきたいのは、こういう事態が起こらないように非公開
ベータ版というものがあるのではないか、ということだ。Yahooの名に恥じないだけの回線容量を新しいサービスに回す気がないのなら、一般公開の準備が
整ったようなふりはしないでほしいものだ。
追記:早速Twitter / yliveというのが登場したようだ。Yahoo Liveで誰かが新しいストリーミングを開始すると教えてくれる。