新潟国際情報大学の学長は、来年度から前新潟県知事の平山征夫氏になるそうだ。新潟県立大学の学長に猪口孝氏が内定にしたのに続き、またしても大物学長の就任ということか。個人的には平山氏が知事だった時代を知らないので、面識どころか全く情報がない。
リンク: 新潟日報 NIIGATA NIPPO On Line:国際情報大学長に平山氏選任.
学長職を引き受けた理由について平山氏は、県内の高校生の多くが首都圏など県外に進学する現状に触れ「県内大学の魅力がまだまだ足りない。東京の大学との競争に勝って地域に必要とされる大学になるため、学長として働くのが私の役目と思った」と説明した。
前知事を学長にするという発想自体は、「内向きの大学」という印象を受験生に与えてしまうのではないかという懸念を持たないわけでもないが、「県内外で顔が広」い方だということを、よそものの僕が知らないだけなのだろう。
僕個人としては、大学経営とはほぼ無縁な立場にいる現在、経営的な頭の使い方ををできる限りしないで、研究教育に専心して行くことを心がけている。なので、他大学の学長人事にそんなに関心を持つべきではないのだ。反省。
「県内外で顔が広」い、できれば国内外での学問的評価も高い教員となって、学長にはならなくていいから、大学から看板として頼ってもらえるような教員となるよう、地道に努力を重ねていくことにしよう。