昨日は地元新発田の桜の名所、加治川治水公園にゼミの学生たちと行ってきた(ゼミの学生以外も混じっていた)。
加治川の桜は、かつては多くの人々が電車で花見にやってきて、臨時駅が作られるほどの名所だったが、度重なる洪水を防ぐ堤防を作るため、昭和40年代に一度伐採されてしまった。これを長い時間をかけて、地元の人々が復活させたのが、現在の桜である。
とはいえ現在は、アクセスが良いとは言えない「知る人ぞ知る存在」で、普段はあまり車も通らないところ。先週下見に行った際には、人影もまばらだったが、昨日はお花見日和ということで、狭い駐車スペースがほぼ満杯になった。それでも、レジャーシートを広げるスペースや、川沿いの桜並木のスペースは十分にあり、非常に贅沢な花見を楽しむことができる。
昨日参加した学生たちは3,4年生で、大学周辺のことをそれなりに知っているはずだが、加治川の桜のことはほとんど知らなかった。よい機会を作ることができたと思う。これから彼らには、加治川の桜について、あらためてブログにまとめてもらう予定。
かつての加治川の花見がどんなであったのかは、敬和学園大学で非常勤講師もされている、吉原写真館の吉原悠博先生が、ウェブサイトで写真を公開されている。堤防を作る前なので、川に非常に近い位置に桜が咲いていて、迫力がある。水面に桜が映る光景は、さぞすばらしかったであろう。
昨日撮影した写真のまとめ。
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