YouTube、大学チャンネルをまとめたYoutube EDUをスタート


Youtubeが大学の公式チャンネルの「ハブ」となるYoutube EDUをスタートさせた。以前から大学の公式チャンネルというのはあったのだが、それをまとめたということなのか。

リンク: YouTube Blog – 日本.

Earlier this week, we announced the launch of YouTube EDU (youtube.com/edu), a hub for videos from over 100 of our leading university and college partners. Think campus tours, news about cutting-edge research, and lectures by professors and world-renowned thought leaders. There are also 200 full (and free!) courses, in a range of subjects, from some of the world’s most prestigious universities, including IIT/IISc, MIT, Stanford, UC Berkeley, UCLA, and Yale.

100以上の大学が参加しているとなっているが、日本の大学が含まれているかはよくわからない。少なくとも文面には出ていない。

映像の質量については、財力がものという世界なので、中小私大としては苦しい限りだが、それを免罪符とするのはまずいのだろう。研究教育の成果を大学として
どのように広報していくか、小さいところは小さいなりに、きちんと考えていく必要がある。今のところYoutubeにせよOCWにせよ、大学がセレクトした一部の成果しか公開されていないが、いずれより一般的な、映像での情報公開が普及し、それぞれの大学の成果がガラス張りになる時がくるのだろう。

講義をきくだけならば、世界中の研究者の講義が、Youtubeにある。そうなると、学生の学び方も変わり、対面教育のできる教員に求められる役割も変わってくるだろう。それに気づかず、目の前に怠惰な学生がいるからといって、教員も怠惰になってなれ合うのは避けるべきだ。「ユニバーサル教育」という概念を、僕はまだ理解できていないが、現実に妥協せず、しかし現実から目をそらさず、ある種の「グローバルスタンダード」にキャッチアップできるように学生たちを導くということが、今後はもっともっと必要になるということなのだと思う。

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