先ほどメールがきたので実験してみて、よくよくその意味を考えてみたのだけど、案外いいかもしれない。
本ブログでも何度か利用してみた、文字中心の実況中継を行い、そのままログを保存できる(そのままブログにはりつけておくことができる)「COVERITLIVE」というサービスに、Twitterアカウントを張り付けることができるようになった。
以下のように12フィード(つまり12ユーザ)まで追加できる。
from shinyai
追加したあとTwitterで発言してみた結果がこれ。
from shinyai
かなりスムーズに発言が反映された。この新機能が意味するところは何だろうか。まだ頭の中がまとまらないが、二つのメリットははっきりしている。
1. 共同編集者を招待しやすい
先週のThe New Context Conference 2008で、Robert Sanzaloneさんと会場で会い、それから彼が会場からやっていたLive Bloggingに参加させてもらった。僕はたまたまこのサービスのIDを持っていたけれども、持っていなかったら、そこで僕はまずサインアップからやらなければならなかった。またもしIDを持っていても、このサービスの編集画面を開くまでには少し時間がかかる。その点、Twitterのアカウントを持っている人を招待するだけなら、すぐに参加してもらえるので話は早い。「今日一緒にLive Bloggingしない?」というお誘いも気軽にできる。
2.リンクなどの情報も取り込みやすい
先週Live Bloggingに参加して思ったのだが、このサービスへの書き込みをしていると、普段どおりにTwitterでの発言ができない。僕は普段講演などをきいているときには、それに関係するリンクなどをTomblooやPing.fmなどを通じて、Twitterを含む様々なミニブログに投稿していて、リアルタイムで他のその場にいるユーザと情報を共有している。しかし、Coveritliveはこうしたマルチポストの範囲からは外れているし、結局そのために編集画面でわざわざリンク等を設置するなどしなければならない。その点、Twitterならばいつもどおりに発言すればよい。
それともうひとつ。これはCoveritliveがセミッター的なサービスに化けていくきっかけになるかもしれない。今回参加できるTwitterのユーザは12名なので、たとえば会場にいるみんなが参加できるサービスにはなっていないが、実はTwiccoのアカウントを登録すれば(かつTwiccoの更新が早ければ)、多くの人がこのサービス上で発言できるようになる。そうなればもう、Live Bloggingの枠は超えてしまうのだけれども、それはそれで、みんなの「わいわいがやがや」がすべて、Live Bloggingだととらえられなくもない。
あ、Brightkiteのフィードを読み込めれば、どこかの会場に集まってのLiveだけではなく、たとえば、Photowalk中にみんなでやるLive Bloggingとか、別々の場所で行われる2つのPhotowalkイベントで、一緒のLive Bloggingを更新するとか、イベントの中での使い方も、いろいろ考えられそうだ。
Twitterによる共同「生中継」に使える、Cover It Liveをもう一度見直す
今朝から急に話題になった津田大介さんによるTwitter「生中継」。 世間はこの