Twitterをコミュニティ化する「Twicco」がスタート

かねてからテスト運用していた日本独自仕様のTwitterのグループ機能が、今日Twiccoとして公開された。

from shinyai

今日から始まったThe New Context Conference 2008でも、「konkan」というアカウントが使われている。

リンク: twicco ついっこ.
リンク: Twitter、日本独自のコミュニティ機能「Twicco」を公開:ニュース – CNET Japan.
リンク: Twitterが日本でグループ機能をロンチ.

以下のビデオは、Loic Le Meur氏がThe New Context Conferenceの会場で、Digital Garageの南さんにインタビューしている様子。

今までも個人のつぶやきの場所として使われる以外に、、Twitterを個人や団体のfeedを吐き出す「ボット」として使う方法はあったのだが、Followerとの双方向のやり取りは、一つのアカウントの中で行われることはなかった。これを補うのがTwiccoで、@hogehogeで発言すると、グループみんなに見えるよう、hogehogeのアカウントに自分の発言が吐き出される。

したがって、今まで団体などのFeedを吐き出すだけの使い方をしてきたアカウントも、双方向のML的な使い方ができるようになるようだ。

さっそく、敬和学園大学用のアカウントKeiwacollegeも、Twiccoに申請しておいた。審査を通過すると、Twiccoアカウントとなり、Followerの皆さんも発言を送ることができる。たしかにそうなると、初心者もやりとりができて楽しく発言できるようになるかもしれない。

これまで聞いた話を総合すると、Twiccoの狙いは、Twitterをマネタイズすることにありようだ。今後は企業団体が自ら顧客等とのやりとりを続けるために使うことになり、それを有料でサポートするモデルになっていくだろう。しかし、すでにiphonefanをはじめ非公式のグループができはじめており、たとえば後からAppleがiphone関連の公式Twiccoを作ると言い出したらどうするか、といったすみ分けの問題が出てくるだろう。