iSummit 08の復習シリーズ。
Creative Commonsのプロジェクトの一つ、ccLearn.は、教育リソースの共有やオープンな教育を促進するため、それを阻害する法的、技術的、社会的要因を除去しようというもの。
from shinyai
Ahrash BissellさんとDelia Browneさんが、このプロジェクトを見ているようyで、iSummit 08でも、Open EducationというLabのモデレータをやっていた(このLabの最初に、参加者同士が鼻と鼻をあわせて挨拶するアイスブレーキングをやった。先週、国際交流インストラクタのワークショップで、新潟国際情報大学のチームもこれをやったらしい。定番なのかな。)。
このプロジェクトには、以下の3つの活動が進められているようだ。
- Universal Education Search
- CC Portal for Educators
- ODEPO Project
Universal Education Searchはすでに動いていて、検索語を入れるといろいろな教材が出てくる。CC Portalは準備中。ODEPOは、Open Database of Educational Projects and Organizationsの略で、つまり世界中の教育のプロジェクトや機関のデータベースを作ろうというもの。これもまだ動いていない。
教育に関するオープンなプロジェクトと言えば、MITがはじめたOpen Course Wareが有名で、日本でもいくつかの有名大学がこのプロジェクトに参加している。しかし、大学教育だけではなく、高校までのいわゆるK-12レベルでも、さまざまなプロジェクトが存在していることがわかった。ODEPOは、それらをAggregateすることが目標なのであろう。これから少しずつ調べていこうと思う。