岡田先生に献本をいただいていたのだが、事務局に僕が取り行くのを忘れていたので、ようやく今日になって受け取ることになった。
電子マネーがわかる (日経文庫 A 61)
posted with amazlet at 08.05.28
岡田 仁志
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 40091
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おすすめ度の平均: 

電子マネーについて考えた最初の本
電子マネーが成功したわけが分かる本
電子マネーを理解する入門書としてオススメ
とにかくわかり易い
大阪弁
というわけで、もちろん、まだちゃんと読んでいないわけだが、献本御礼をかねてとりあえずの印象を書いておく。ざっと拾い読みした限りでは、非常に平易に書かれていて、かつバランスのよい構成になっていると感じた。現在国内で使用されている電子マネーを網羅的に解説した後、世界の電子マネーの事例紹介、電子マネーの国際標準化や電子マネー法の可能性など制度面の解説、という章立てになっている。
なんとなく生活の中に入り込んできている電子マネーだが、じわじわと浸透しているからこそ、それぞれの違いや特徴について、あらためて考える機会はあまりない。本書は、国内の電子マネーについても、それぞれの特徴について詳しく解説しているので、まずそこから読んでみると、なんとなく使い始めている電子マネーについて、より深く知ることができるだろう。個人的には10年前に香港でスタートした、オクトパス(八達通)について詳しく解説していただいているのがうれしい。オクトパスは実は日本製だったようだ。この部分は、香港マニアの関心にも応える内容であろう。
from TokyoLunch