著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム – thinkcopyright.org | 公開トークイベント vol.5


葬式で週末青森に戻ることになり、残念ながら参加できなくなってしまったが、12日金曜日、「著作権保護期間延長の経済効果」と題するトークイベントが開催される。

リンク: 著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム – thinkcopyright.org | フォーラムの公開シンポジウム | 公開トークイベント vol.5.

すでに資料もアップされていて、活発な議論になりそうだ。個人的には数量分析の分を消化できるかどうかはあやしいのだが、6時からの事例分析・制度研究は、いずれも興味深い論題である。

入場は無料。

トークセッション vol.5
シンポジウム「著作権保護期間延長の経済効果 - 事実が語るもの」

日時:2007年10月12日(金) 午後4:00~8:30

第一部 4:00~5:30 数量分析
「インターネット時代の著作権制度--再創造のための環境整備」
中泉拓也(関東学院大学経済学部 准教授)
「書籍のライフサイクルの計量分析」
田中辰雄(慶應義塾大学経済学部 准教授、発起人)
「保護期間延長は映画創作を刺激したのか」
中裕樹(慶應義塾大学経済学部)・田中辰雄

第二部 6:00~8:00 事例分析・制度研究
「本の滅び方--保護期間中に書籍が消えてゆく過程と仕組み」 
 

 丹治吉順(朝日新聞Be編集部)
「シャーロック・ホームズから考える再創造」
太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術・文化政策センター長、発起人)
「EUの保護期間延長の事情」
酒井麻千子(東京大学大学院 情報学環・学際情報学府)
「デジタルはベルヌを超える:無方式から自己登録へ」
林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学 副学長、発起人)

第三部 8:00~8:30 フリーディスカッション
「文化の振興のための制度設計」
安念潤司(成蹊大学法務研究科(ロースクール) 教授)
野口祐子(弁護士、クリエイティブコモンズジャパン事務局長)
津田大介(IT・音楽ジャーナリスト、世話人)
         林紘一郎、田中辰雄

<総合司会>
生越由美(東京理科大学専門職大学院 教授)

<コメンテーター>
矢崎敬人(工学院大学グローバルエンジニアリング学部 講師)
中山一郎(信州大学法科大学院 准教授、発起人)
長岡貞男(一橋大学 イノベーション研究センター教授、センター長)
安念潤司

(以上順不同・敬称略)

※各発表者は、10月以降フォーラムHPにて論文を事前公表する予定です。

場所:慶應義塾大学 Global Studio(三田キャンパス東館6F・約120席)
http://www.keio.ac.jp/access.html
山手線・京浜東北線 田町駅8分
都営浅草線・三田線 三田駅7分
都営大江戸線 赤羽橋駅8分

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