新潟市のBRT導入に関する審査委員会が昨日開かれ、新潟交通の示した「青山延伸」が了承された。
新潟市が導入を計画しているBRT(バス高速輸送システム)の運行事業者を審査する委員会(委員長・中村文彦横浜国立大大学院教授)の第2回会合が5日、市役所で開かれた。市から優先提案権を与えられた新潟交通が示したJR新潟駅(同市中央区)―青山地区(西区)までの延伸案をおおむね了承した。車両について新潟交通は市が提示した連節バス導入に消極的な姿勢を示した。
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先日意見募集が行われているという記事を書いたが、募集はすでに締め切られている。この会議で意見の内容が示されたかどうかは、記事からはわからない。また、新潟市のウェブページにも、募集の結果寄せられた意見の内容は示されていない。BRT導入に反対する意見はあるにせよ、「青山延伸」案についてはそんなにたくさんの意見はなかったように思う(乗り換え必須の西区住民からは出ているかもしれない)が、寄せられた意見を「シェア」していただければ、それを見て、多くの人達がこの件についてより広い角度から考えることができるように思う(そんなことを役所の人は望んでいないのだろうけど)。
新潟市のBRT、新潟交通は青山までの延伸を提案 | ICHINOHE Blog
また、新潟交通からは、連結バスの導入に消極的な見解が出たようだ。連結バスは輸送力アップが狙いだと思うが、新潟交通が消極的である理由は何なのか。これも記事からはうかがい知ることは出来ない。今と同じ車両を使うのであれば、コスト的にはさらに安く実現できることになるが、それを走らせるために専用車線を設けるべきなのかということになるような気もする。