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Nepal: Laughing Buddha Home

Java Coffee Houseでの感動の再会ののち、スーツケースを引きずりながら、ゲストハウスを探す。
すでにユーミーとBabinがある程度リサーチしていてくれた。僕らも疲れていて、正直もうどこでもよかった。バックパッカーの集まる街タメルでも、すべての道が舗装されているわけではない。凸凹道では、スーツケースのカートの動きもイマイチ。
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しかし、Mr. Discountはまだ納得していなかった。さらにCheck and Discountの交渉をしている。しぶとくBest Dealを探そうとするBabinを説き伏せて、事前にチェック済みだったLaughing Buddha Homeへ。路地裏の細い道を不安な気持ちで進んだ先にある(紹介なしではたどりつけない)。オーナーはチベット系かと思ったが、名前を見る限りGurung系。ガッツ石松みたいながっちりした体形の人だった。
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価格は一部屋500ルピー(750円程度)。今思えば、これはたしかに定価に近い線で、Babinが渋っていたのも理解できる。その後Mr. Discountの精神を受け継いで、われわれももはやこの値段では納得しなくなっていった。だんだん体というか頭がルピー感覚になじんでいくのである。旅の終盤で学生に「先生が一番変わった」と言われた。旅の序盤、このLaughing Buddhaまでは、一人で一部屋を占有していたのだが、そのうち、ルームシェアでもなんでもいいから安く上げようという姿勢に変わったという。そうかもしれない。
このゲストハウスの1Fには、名前のとおり、微笑むブッダの像が置いてある。そう、LaughingっていうかSmilingなんだと思う。
部屋は普通(いい写真がなかった)。PCは一台だけでゲスト用は無し。家族経営で、なごめる雰囲気があるのだが、夜は早い時間に鍵がかかってしまうので、閉まっていたら呼び鈴で開けてもらわないといけない。水環境は当たりはずれがあるか。お湯は出た。
(写真撮影は、すべてT. Suzuki.)

帰還しました

8月9日から、稚内-サハリン-稚内-札幌-バンコク-カトマンズ-ポカラ-カトマンズ-香港-札幌-稚内、と放浪し、2日早朝に無事稚内に帰着。
校務関係ではいろいろ成果がありましたが、さて学内で承認されるのは何%だろう。
成果が出れば出るほど、自分たちが新しい一歩を踏み出せるかどうかが問われることになる。
現場で感じたことを、自分が100%同僚に伝えなければならないのだけど、自信はない。
訪問した大学は、サハリンで2校、ネパールで5校。全部で7校分の報告が必要になる。長い出張は体力を奪い取るが、出張の長さに比例して、帰国後に処理すべき案件が増えることになる。
気晴らしに、ランダムな写真報告を試みたい。

Wired News – 「10代の若者を引きつけるウェブサイト」の作り方 – : Hotwired

大学でウェブサイト構築に関わっているので、この手の話題には敏感に反応してしまう。
Wired News – 「10代の若者を引きつけるウェブサイト」の作り方 – : Hotwired

何よりもまず双方向性だとニールセン氏は語る。
 「それが共通する特性のようだ」とニールセン氏。この調査のためにニールセン氏は、さまざまなジャンルの数十のウェブサイトを使う米国とオーストラリアの10代の若者を観察した。彼らは「ただ座って読むだけではなく、まったく違うことをしたいと思っている。ただ座って読むのは往々にして退屈だし、そんなことは学校ですでに十分やっているというのだ」
 ニールセン氏によると、双方向性を有するもので最適なのは、掲示板、投票、クイズ、専門家に質問できる機能、あるいは若者が自分のウェブページを作成できるツールなどだという。
 このほかに若者が魅力を感じる要素は、文章で意見を交わす負担が軽減される、そうかといってページを圧迫しない程度の、写真や画像の使用だ。雑然としていたり文章だらけのウェブページを嫌うのは大人も同じだが、大人は画像に対して文字の割合が高いページにずっと寛容だとニールセン氏は指摘する。
 またコンテンツが充実していてもプレゼンテーションが貧弱なウェブサイトの場合、大人に比べて若者を引きつけにくい傾向があるという。
 ニールセン氏はこう話す。「この調査でそうした傾向を数多く確認した。(若者は)1ページか2ページを見てすぐに判断を下す。大人は、ページを見るのに2時間も費やすことはないが、『これは自分の仕事や休暇に必要だ』と思ったらより忍耐強くそこにとどまる」

アメリカ・豪州の10代と日本の10代が、全く同じように考えているとは思わないが、プレゼンテーションの貧弱さを何とかしないといけないというのは、おそらく日本についても当てはまる。
「本文なんて誰も読まない」
っていうのは、紙モノ、WEB双方に共通した従来からの僕の持論ではあるのだけど、仕事をするほうはどちらかというと、「原稿を書く」というところに「仕事をした」感が強いので、なかなか転換ができない。大学のセンセが書き手なので、その傾向は一般企業よりさらに強まる(ような気がする)。

正月ボケ

年が明けて、半月も経ってしまった。
そろそろブログ再開しますか。
年賀状も完全サボりになってしまった。すみません。
いまさらながら、あけましておめでとうございます。
年末にあった「一戸ゼミ」大忘年会については、manbow!に(ひどいのも含めて)写真が出ている。僕が稚内で過ごした5年間のうち、いいところだけが凝縮された宴会だった。一つの区切りがきた、ということかなあと。これは期待をこめつつ。
その後弘前の実家に。予想通り、弟の結婚を機に、あれこれ追い詰められた。両親の気持ちはわかるが。

香港写真集2

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12月の香港では、ビルの外壁を使ったイルミネーション、ショッピングモール内の飾りつけ、皆がさまざまな工夫を凝らして、客をひきつける努力をしています。
これは、香港中環にあるIFCモール内の金ピカサンタ

回転火鍋、熊本で紹介

夕方大学にNHK熊本放送局から電話があった。
成都の風景8で使った、回転火鍋の写真を番組で使わせてもらいたいという。別に問題ないので快諾。しかしオンエアは、見られるはずもない。
いろいろ回転火鍋の仕組みや火鍋の起源などについて聞かれた。
というわけで、これをご覧の熊本県民の皆さん、どんな内容なのか興味があるので、教えてください。
私の氏名が出典として表示されたかどうかも。いや、表示されなくても別に怒りませんけど。
しかし、なぜに熊本で?
熊本で密かに火鍋ブームが来ているのだろうか?
追記:ここに載せた写真は縮小しているので、元のデータはもう少し画質がいいですよ。>NHK熊本の方

父の版画展

14日から、弘前市の田中屋画廊で、父一戸泰彦が版画展を開催している。
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父は芸術肌で、僕が小さいときから、絵画、版画、フルート、歌、写真、いろいろな芸術系の趣味を楽しんでいた。子供達、とりわけ自分にはまったく遺伝しなかった。だいたいその時々のブームがあったのだが、版画は毎年の年賀状で、かなり力の入った多色刷りの版画を作っていた。版画の多色刷りは、色ごとに何枚もの版木を用いるので、結構大変。しかし出来上がった作品は、いつも好評で、毎年年賀状をもらうのを楽しみにしているという声もあった(もちろんリップサービス込みだろうが)。
銀行員だったが、趣味の時間のほうが生き生きしていた。「昼は銀行家、夜は社会学者」といわれたのは社会学者のシュッツだったと思うが、父は「昼は銀行家、夜はミケランジェロ」、あるいは「平日は銀行家、週末は趣味人」だった。
55歳で銀行を退職し、地元弘前の建設会社に移った父は、生まれ育った町弘前の懐かしい風景を中心に、普段から版画の製作をはじめた。銀行時代の知り合いの紹介で、何度か銀行に展示をしてもらったりしていた。同じように懐かしさを共有できる人が、何枚か買ってくれたようだった。
今回は初めての正式な個展であり、そのために新しい作品も作ったようだ。主として昭和30年代を想定しつつも、岩木山、ねぷた、桜、弘前城、りんごなどのテーマは、弘前にゆかりのある人々にとって、なじみのあるものばかりである。
父は弘前の中心街にある時計店に生まれた。時計台のある時計店で、街のシンボルであった。今もときどきマスコミの取材などで取り上げられる。父は時計店を継ぐことはなく、銀行に勤めた。その間に弘前の街並みはどんどん変化し、かつての中心街は空洞化している。
人々の話す言葉は、今も津軽弁だが、昔に比べればかなりわかりやすくなった。何いってるのかわからない、早口で津軽弁を話すお年寄りも少なくなった。都会と同じチェーン店もどんどん増えている。
すすみゆく「都会化」「標準化」は、人々の閉鎖的な感覚を変えていくのであれば、決して悪いことではないと思う。しかし弘前には、桜やお城やねぷたや、何より独特の文化の香りがある。それは閉鎖的な社会の名残なのかもしれないが、かといって単なる「観光資源」としてとらえるのも一面的だと思う。古くからあるものを単に放棄するのではなく、資産になるものをどのように残していくかということを考えたほうがいい。もちろん「資産」になるものはなんなのか、それは誰にとっての資産なのか、という問題があるのだけれども。
父の版画が父の過去へのノスタルジーに終わることなく、人々にそういう視点を与えるものであったほしいと思う。
さて、これは「郷土愛の弊害」を生むだろうか。

成都の風景9

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四川火鍋の店は、全体が大きなビルで、成都の現代史に関する展示物が各階にあり、食事前に全体を見て回った。写真は展示物の一つ。「毛主席語録」とある。おそらく文革時代のもの。