マレーシアの朝食の定番の一つに「ロティチャナイ」があります。薄いクレープ状のロティに、さらさらの具のないカレーがついたシンプルなもので、それだけだと1リンギット(30円ぐらい?)で食べられる激安料理です。このロティチャナイを筆頭に、さまざまな「インド系」マレーシア料理を提供する店が、ママッ(Mamak)レストラン(Mamaka Stallとも呼ばれます)です。
以下はYouTubeチャンネルのNyonya Cookingが、24時間営業のMamakレストランを紹介する動画です。Mamakというのは、インド系ムスリムという意味です。インド系移民とマレー人女性の間に子どもが生まれ、その子孫たちがMamakになるということになります。
Mamak is an unpretentious dining experience with fantastic tasting food. It is THE place to catch up with friends or to watch the football match of the day! Such establishments are a popular choice among Malaysians because it is simple, delicious and very fairly priced. Come and join me in exploring the classic dishes that are available in a Mamak like Roti Canai, Teh Tarik, Nasi Lemak, Roti Tissue, Mi Goreng Mamak, Murtabak and many more! What is your favourite?
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動画の中では、以下のような料理が出てきます。個人的にはどれも懐かしく、大体のものはまた食べたいと思うものばかりです(一部例外あり)
1. ロティチャナイ:ロティ+カレーのシンプルな朝食メニュー。卵を加えたのがロティタロ。
(Photo by Yun Huang Yong on Flickr)
2.ロティティシュ:ロティを背の高い円錐状にして、砂糖などかけた甘いおやつ風の食べ物。
3.ナシカンダー:作り置きしたさまざまなお惣菜をご飯の上に自由にのせて食べる料理。日本でいう「バイキング」のワンプレートバージョンですが、値段の仕組みは不明瞭です(外国人には)。でもまあ安い。
4.ロジャ:フルーツや野菜を発酵調味料や砂糖などを加えて、複雑な味に調理したものです。これは個人的にはあまり手が伸びません、、。
5.ムルタバ:ロティとは違って、中身の入ったお好み焼きのようなものでしょうか。ボリュームがあります。
6.テタレ:紅茶とコンデンスミルクを混ぜたミルクティ。無糖が主流の日本人からするとかなり甘いのですが、お茶とコンデンスミルクを混ぜるときの様子も含めて、旅先では飲みたくなる一品です。
2020年7月15日現在、日本からマレーシアに渡航するのも、まだまだ難しい状況ですが、観光プロモーションの映像は流れてくるようになりました。Mamakを筆頭にさまざまなマレーシアの料理も、早く現地で楽しめるようになってほしいものです。
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