Twitter の共同創業者のEvan WilliamsとBiz Stoneが、新サービス「Branch」と「Medium」を開始した。いずれもTwitterを使ってログインするサービス。
Twitter 創業者が新サービス「Branch」「Medium」開始、グループ会話とコレクション – Engadget Japanese
Branchはこうした点を解決して、ひとつの話題について突っ込んだ会話をするための仕組み。主催者が話題と参加者を設定することで、140文字制限のない会話スレッドを立ち上げることができます。ログインや招待にはTwitter (またはメール)を使うため、Twitter 上の会話から「枝分かれ」させてBranch を始めた場合、@で言及された相手はアカウント登録などの必要なく、そのまま Branch に参加することが可能です。
というわけで、BranchはどうもFacebookグループやLINEのようなプライベートな使い方を、Twitterに外付けする形で実現するように見える。しかしその一方で、会話をembedタグを公開することができる(しかもリアルタイムでアップデートされる)というあたりを見ると、実は競合するのは、Google+ハングアウトではないかという気もする(ハングアウトでのグループビデオ通話は、Youtubeでライブ配信することが可能に鳴っている)。今のところBranchは招待制。
もう一つのサービスMediumは、「タイトルを設定して写真や動画、文章などのアイテムを放り込んでゆく」、どうもPinterestに類似したサービスのようだが、「コレクション」はプライベートやグループ内に閉じた使い方が可能だ。こちらはすでに利用可能になっている。
とりあえず第一報から感じる印象は、ひたすらオープンでシンプルなスタイルを貫いてきたTwitterの特徴を生かしつつ、これに付随するサービスを創業者が立ち上げることにより、本体のシンプルさを維持したまま、多機能化をすすめていこうというもの。Twitter本体とどれぐらい密接に連携しているのかは未知数だが、もしある種の連携があると仮定するならば、Facebook, Google+, Line, Pinterestといった、他のサービスの動きに対応した、Twitter側の対抗策であるように見える。
【追記】「利用可能」と書いたMediumだが、Sign Upはできるものの、今のところできるのは、すでに作られたポストに対する「いいね」のみだ。ポストできるのは今のところ限られたユーザのみだという説明が書かれていた。
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