週末撮影した2012年の弘前ねぷた

Hirosaki Neputa 201208

今年は弘前の実家に帰省して、弘前ねぷたを見てきた。今回は、香港の友人を弘前ねぷたに案内した。4月の結婚式に来てくれた時に、ねぷた村に行き、一度本物を見たいねという話になったのがきっかけ。これまでも、学生時代の友人、ゼミで教えた学生たち、その他いろんな人達とねぷたを一緒に見に行く計画が持ち上がったことがあるのだが、実際に実行したのは今回が初めて。良い経験をしてもらえたのではないかと思う。

ねぷた絵の画風の変化に対して、ここ数年、父親の評価は厳しく、今年はついに父親一人だけねぷたを見に出かけずに、留守番をしていた。たしかに葛飾北斎の画風からは大きく離れて、現代的な画風に変化をしているのだが、もともとは生首を描いただけの灯籠だったりしたわけで、時代とともに変化するのは、それはそれでしかたのないことのような気もする。

今年とった写真の中で、印象的だったものを挙げてみる。

関羽。

Hirosaki Neputa 201208

比較的オーソドックスなもの。

Hirosaki Neputa 201208

前衛的な鏡絵。

Hirosaki Neputa 201208

聖徳太子。これも前衛的というかみすず学苑風というか。

Hirosaki Neputa 201208

「復刻版」ということなのか、昔の縦に長い扇ねぷたも結構出てきた。

Hirosaki Neputa 201208

通常見送り絵(後ろ側の美人画)は真ん中の枠に収まっているのだが、外にはみ出す前衛的な作品が登場。

Hirosaki Neputa 201208 Hirosaki Neputa 201208

勇猛すぎて自分の目を食べてしまう武将。

Hirosaki Neputa 201208

生首を下げた女性を描いた見送り絵1。

Hirosaki Neputa 201208

生首を下げた女性を描いた見送り絵2。
Hirosaki Neputa 201208

逆さ吊りも、男女問わずよく登場する。
Hirosaki Neputa 201208

女性が太鼓の上に乗るのも見せ場の一つ。
Hirosaki Neputa 201208

今年ならでは。また食べたいなあというものをシンプルに文字で表現しています。
レバ刺 / Hirosaki Neputa 201208

台座の部分の絵も、「狭いところに押し込めらた人たち」というイメージで見ると、なかなか楽しめる。
Hirosaki Neputa 201208

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