昨晩日経ビジネスが、ドコモが来夏iPhoneに参入、と報じた。iPhone5の発売に合わせ、ドコモのLTE(Xi)に対応したiPad, iPhoneを発売する、とした。
ドコモ、来年夏にiPhone参入:日経ビジネス
NTTドコモは米アップルの人気スマートフォン「iPhone」とタブレット端末「iPad」の次世代機を日本国内で販売することで、アップルと基本合意した。ドコモはこの合意に基づき、まず来年夏に高速通信規格「LTE」に対応したiPadを日本市場に投入し、秋までにLTE対応のiPhoneを発売する見通しだ。
国内の携帯電話会社ではソフトバンクモバイルが2008年に初めてiPhoneを発売し、今年10月にはKDDI(au)も最新型「iPhone4S」の販売を始めた。ドコモの参入によって大手3社すべてがiPhoneを取り扱うことになり、携帯各社の競争の軸は端末から通信品質や料金面にシフトすることになりそうだ。
先日KDDIがiPhone4Sに参入した際にも、リークによって破談になる可能性もあるとして、一時KDDIはこれを否定していたのだが、今回もドコモはこれを否定している。ともあれ、最終的に実現する可能性は高いのではなかろうか。
ドコモ:アップル端末販売合意の報道否定-「具体的交渉もない」(1) – Bloomberg
12月1日(ブルームバーグ):国内携帯電話首位NTTドコモは1日、米アップルの端末「iPhone (アイフォーン)」などの次世代機種の販売参入で基本合意した、とする日経ビジネス電子版の報道を否定した。
報道を受けて、広報担当の美濃部直子氏が「基本合意や、具体的な交渉の事実はない」とブルームバーグ・ニュースの電話取材に語った。
ユーザから見れば、キャリアには端末の機能というよりも、通信品質と価格のバランスで勝負してもらいたいので、良い方向に向かうのではないかと思う。
【追記】ドコモのホームページにも、否定するコメントが掲載されている。
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