新潟日報連載「地域へ世界へ-県内大学研究室から」にて一戸信哉研究室紹介


2011年3月5日、新潟日報朝刊10面にて、僕とゼミの学生たちを紹介する記事「ソーシャルメディアを活用 敬和学園大学 一戸信哉研究室」を紹介していただいた。書いてくださったのは、吉岡和彦編集委員。
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これまでの連載では、社会的効用の明確な工学系の研究室が登場することが多かった印象。僕らのような情報分野、しかも開発ではなくユーザとしての実践活動にフォーカスしてくださったのは、とてもありがたく、光栄だ。「研究室」といっても、僕らはデジタルノマド状態で活動しているので、理系の「研究室」のような絵は撮りにくいのだが、それらしい写真を撮っていただいた。内容は普段学生たちに話していることと同じだが、私自身ではうまく語りきれていないことを、プロの筆力で上手にまとめていただいたように思う。
今回は僕が授業で取り組んでいることを全体的に紹介していただくとともに、1年間にわたって週一回お昼休みのUstream放送を続けてきたKeiwa Lunchや、新潟ソーシャルメディアクラブ(NSMC)での学生たちの活動を紹介していただいた。本当は当初2月に実施予定だった燕フォトウォークを話題に入れてもらいたかったが、日程調整の結果、残念ながら間に合わなくなってしまった(これは絵的にもっと面白かったはず)。
この記事を読んでほしいともっとも期待しているのは、実は敬和の学生たち。多くの学生にとって、1年目で単位を取ったら解放される科目、という取り扱いになっている僕の授業だが、実はそれらがリベラルアーツの根幹部分を支えていて、これを理解し使いこなせるかどうかで、その先の学びの豊かさが全く変わってくると気付いてもらえたらとてもうれしい。その点は、「アナログ派」を自任・公言している(らしい)同僚の先生方にも、同じことがいえるか。若者は新聞を読まないが、家族が気付いてくれると、学生たちも少しは関心を持ってくれるのではないかと。
また、中高年の皆さんにも、これを機にさまざまなご支援をいただければうれしいし、県内の様々な方々と、これを機会にご縁ができたらとも思う。新潟ソーシャルメディアクラブの知名度も上がって、いろいろな方にご支援をいただけるようにもしていきたい。
ネットというと「信頼できない」と、オウム返しの「模範解答」をいう学生は多い(それだけマスメディアの決め台詞に学生も踊らされている)。彼らはプライベートでの匿名ネット活動はするけれど、学校生活の中にネットをうまく取り入れていこうという姿勢は乏しい。原因は、これまでの学校生活で、ネットと勉強は明確に切り離されてきたことにあるのではないかと思う(それと本人の情報リテラシー)。こうした意識を少しでも変革し、リアルとネットを接続した生き方に、一人でも多くの学生に踏み出してほしいし、それによって大学も活性化させたい。小さな大学でも、ソーシャルメディアを活用することにより、外からたくさんの刺激を受け、個人の将来にも明るい展望が開けるものと、僕自身は信じてやまない。
これまでゼミだけでやってきたKeiwa Lunchの配信は、今後広く学内に人材を求めて継続していきたいと思っている。すでに何人かの学生には、4月からの配信を手伝ってくれるように頼み始めているが、興味のある人(特に司会をやってくれる人)には、ぜひ力を貸してもらいたい。

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