本日12月4日、いよいよ東北新幹線、新青森駅が開業する。JR東日本は「My First Aomori」というキャンペーンをやっているらしく、(新潟にいるとあまり気づかないが)東京のJRの駅にはそこらじゅうにポスターがはられていた。
今日見たニュースによると、青森までの東北新幹線というのは、整備計画ができてからすでに38年過ぎたのだそうだ。僕が生まれてすぐに、計画段階にはなっていたということになる。1982年には盛岡までの新幹線が開業し、青森はその後も長らく、新幹線のない遅れた県としての地位に甘んじてきた。僕が子供のころ、この問題の解決は大きな政治課題で、県出身代議士の政治力のなさを原因として指摘する声がしばしば聞かれた。
というわけで、僕にとって東北新幹線の話題は、「県民の悲願」というような悲壮感漂うウェットなイメージなのだが、いよいよ開業間近となり、だいぶ雰囲気が変わってきた。JR東日本のイメージキャンペーンは、夏のさわやかな季節の映像ばかり。見慣れた青森の風景も、とても魅力的に映し出している。ヒロイン役の岸本麻依さんは、青森県内の高校2年生だそうだ。典型的な青森風の顔立ちではないような気もするが、とてもよいイメージで、青森の女性の評価を高めているように思う。Youtubeにもたくさんの動画がアップされている。
Naverまとめにもページがあった。
岸本麻依の写真、画像【CMヒロイン】 – NAVER まとめ
動画へのリンクは、JR東日本の公式のページにはっておく。同様の動画が多数Youtubeにもあがっていて、おおむね好評だ。
JR東日本 | MY FIRST AOMORI | TVCM・ラジオCM
最新版は「デート編」で、Webでの先行リリースだそう。
新幹線開業が青森県の発展につながるのかどうか、あまり期待しすぎてはいけないと思うが、青森県のイメージは格段に良くなっているようだし、出身者としては素直にうれしく思う。