T-ROOP DANCE COMPANY STUDIOの7th liveに行ってきた

7th LIVE

本日新潟テルサで開催された、T-ROOP DANCE COMPANYのライブに行ってきた。T-ROOP DANCE COMPANYは新潟市内にあるダンススタジオ。正直僕の日常とは遠い世界だったのだが、スタッフのMariさんが公式Twitterアカウント@troopdcを設置し、新潟ソーシャルメディアクラブ( #nsmc )にも参加していただいた縁で、見に行くことにした。

7th LIVE T-Roop Dance Company

かなりアウェイな雰囲気かと思ったのだが、そんなことはなく、さまざまな世代の人が見に来ていた(#nsmc の関係者も数名来ていたことが確認できた)。スタジオには多数の子供たちがレッスン生として学んでいるので、その両親や祖父母が多数見に来ているという感じがした。敬和学園大学でチアリーダー部を指導してくれている卒業生も、主要メンバーの一人として踊るので、チアリーダー部のメンバーにも遭遇した。また1500席ほどある新潟テルサのホールが、後ろまで概ね観客で埋まっていた。メンバーの皆さんの地道な広報活動が実を結んだのであろう。

ステージは、Act1と2の二部制で、後半は今回のテーマである「春夏秋冬」にそって、春から四季を経て、最後に再び春が来るまでのイメージを、ダンスで表現するという趣向。

オープニングのあと、子供たちだけのセッションが始まったので、「これはAct.1は子供中心のお遊戯会的な進行で、後半は大人の本格的なダンスで行くのかな」と思ったのだが、実はそうではなかった。おそらく観客の半分以上は、ステージに上がる子供たちの関係者なのだが、子どもだけのステージを固めることなく、大人のセッションと子供のセッションを交互にやっているような印象を受けた。大人のダンサーの皆さんも、一曲子供のセッションをはさみ、また別の衣装で出てきていて、非常にあわただしく、子供たちもまた、同じように衣装をかえて何度も登場しているようだった。誰が子供たちの世話をしているのかが気になった。

子供たちのダンスには、時に不揃いな部分もあったものの、全体的には子供のかわいさでごまかしている部分は少なく、ふらっとやってきた僕のような人も飽きさせない、クオリティの高いステージが続いた。歌やMCはほとんどなく、ダンスだけで2時間のステージを飽きずにみることができたのは、プログラムの作り方を含めて全体構成に工夫がこらされているからではないかと思った。Mariさんたちスタッフメンバー中心の大人のセッションは、もちろん素晴らしい出来栄え。NSMC関係者も、Mariさんのダンスを生で見るのはみな初めてだったはずなので、その意味でもみな一様に感動したのではないかと思う。

途中、マイケルジャクソンの「Billie Jean」で子供たちが踊るシーンもあった(ような気がする)。両親は僕と同世代が多く、懐かしい曲で、自分の子供がビリージーンで立派に踊るというのは、目頭が熱くなるシーンになるのかもしれない。

子供たちは、6-7割が女子で、それなりに男子もいるんだなという印象。「ダンス」に取り組む若者が増えたという話を聞くことは多いが、子供のうちからやるのは女子が多いということだろうか。ダンスは体育会系/文化系の区分でいうと、「中道」的なポジションにあり、男女混成で練習することも多そうなので、いろんな意味で長所がありそうだ。学校の部活動・クラブ活動のメインではないだろうが、別に学校でやる必要はないし、その部分の需要にT-ROOPさんがきちんと答えているということなのだろう。入り口で配布されたパンフレットに、入会金50%オフと2回分の無料体験チケットが付いていた。自分の子供がダンス適齢期だったら、たしかに通わせてみようかなと思わせる、すばらしいステージであった。

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