PostRankというサービスのウィジェットを、サイドバーに貼ってみた。このサービスは、サイト全体ではなく、ブログなどのエントリー(記事)を評価し、ユーザが評価の高いコンテンツに効率的にアクセスできるようにしてくれるようだ。
このブログでは現時点で、左サイドバーにはてなブックマークのウィジェットと並べてみているが、結果にかなりの差が見てとれる。はてなブックマークのウィジェットは、このブログの記事の中から、はてブで5以上のブックマークがついたものを新しいものから順に並べている。PostRankの場合はどうなっているのか。
Googleの検索には、Pagerankというウェブサイトに対する格付けが行われているが、PostRankは、ブログのエントリ-(記事)一つ一つを格付けをする。この格付けの仕掛けが何なのかということだ。
日本語ではあまり情報がなく、いろいろ調べてみたところ、昨夏にTechcrunchの記事で、以下のように解説されている。
リンク: PostRankのランク付けAPIを一般デベロッパやGoogle Reader Extensionに提供.
PostRank
は、読者が投稿にいろんな態度で接することを知っている。ランク付けは、投稿が何回リンクされたか、Diggで何票獲得したか、コメントがいくつあるか、
Twitterに何度登場したか、del.icio.usにブックマークされたか、などの条件をチェックする。そして今日からは、投稿がAideRSS
や、同社のAPIを利用しているGoogle
ReaderなどのRSSフィードリーダーの上で何回見られたか、何回クリックされたかもチェックする(というか、PostRankのAPIを使っている
RSSフィードリーダーならどれでもこのチェックの対象になる)。さらにPostRankは、Ma.gnoliaやPownceに登場したかどうかも
チェックする。
さらにPostRankによる解説ページを見ると、Engagement(かかわり、とでも訳すべきか?)の5つのC(The 5 Cs of Engagement)という指標が紹介されている。
1.Creating:ブログでの紹介。他のユーザがその記事をブログで紹介してくれることが、もっとも強いEngagementになるようだ。
2.Critiquing:ブログのコメント欄への発言。Creatingよりはお手軽なので、それに準じるEngagement。
3. Chatting:ディスカッションまではいかないチャットのレベル。どうもTwitterなどでの紹介と、それに伴う軽いコメント、ということのようだ。
4. Collecting: ブックマーク。Twitter上での紹介よりも手数が少ないので、Engagementは下がるという。個人的にはあんまり変わらないような気もするけど。
5. Clicking: クリック、つまりページの閲覧のこと。これはもっとも受動的な反応なのでEngagementのレベルは低い。
つまり「見てるだけ」のユーザの行動、Pageview、アクセス数も評価するけれども、より積極的な行動を誘発する記事であるかどうかを評価するということになる。
この指標をとっているサイトの例としては、PostRankの独自のもののほか、Google Trackbacks、FriendFeed 、Digg 、Reddit 、Tumblr、del.icio.us 、Ma.gnolia 、Diigo 、Furl 、Twitter 、Jaiku 、Identi.ca 、Brightkite 、Twit Army 、Blip 、Feecle 、MexicoDiario が紹介されている。日本語ユーザには全く無名のものも結構ある。
1. Subscriptionsで、OPMLからインポート
Sign upすると、右上にSubscriptionのリンクが出てくる。RSSリーダを使っている人は、import機能を使って、自分が購読しているサイトをすべて、Postrankにかけて、記事ごとの格付けを取り出すことができる。ただしこの購読状態は公開されるので、こっそり見たい場合には向いていない。それぞれのサイトに何人のSubscriberがいるか、ほかにどんな購読者がいるかは、一覧になっているので、似たような趣向のユーザがどんなものを購読しているかも知ることができる。
2. Bestな記事だけのフィードを生成できる
個別のサイトの格付けページを見ると、横にFacebookやTwitterに投稿する画面が出てくるのだが、RSSフィードへのリンクも出てくる。このフィードをRSSリーダに登録すると、「このサイトの高い評価の記事だけを購読する」ということができるようだ。
このブログで「Best」の記事だけを読もうとすると、最近のものでは三つしか表示されないことにな
第一回新潟ブログコンテスト:
「新潟市のあたり」で、「新潟ブログコンテスト」なるコンテストが企画されていること