メディアパブに出た以下の記事。トップから記者まで、Chicago Tribune関係者が、Twitterを公然と使い始めているという話。
リンク: メディア・パブ: 米有力新聞にもTwitterフィーバー、発行人や編集長から記者まで一斉にアカウントを取得し公開.
発行部数で全米8位のChicago Tribune紙のマストヘッド(媒体の公式紹介欄)には驚いてしまう。CEOや編集長などの首脳人それぞれにTwitterアドレスが付いて紹介されていたからだ。
from shinyai
取材プロセスでうっかり記者が呟いてしまう危険性を感じる人もいるかもしれないが、そもそも記者はプロなんだから、社内でのガイドラインを決めておけば、
うっかりネタバレするとか、取材源を明かすなんてことは、まずないだろう。どちらかというと、「新聞記者は『記事』というフォーマットにまとめあげるのが
仕事なのに、中途半端なつぶやきを書くべきではない」という精神論が邪魔をするような気がしないでもない。:
世論の「空気」を感じ取る媒体としても、読者とのコミュニケーションのチャンネルとしても、Twitterの存在感は高まりつつある。特に、若い世代の空気を感じ取れずに苦しんでいるメディアとしては、「そんなことをしてビジネスになるのか」と後ろ向きに考えずに、利用の仕方をそろそろまじめに考えた方がよさそうだ。なにより、Twitterのアカウントをとるのに、今のところコストはかからない。