ダウンロード違法化問題は、ここ数日相当に注目を浴びているが、海外にはほとんど伝わっていないようで、かつ、それについて、日本語ユーザも無関心だ。
「ダウンロード違法化」なぜ必要 文化庁の配付資料全文 – ITmedia News.によると、小委員会の資料には、以下のような記述があり、したがって30条の改正はやむなし、というのが文化庁の立場だ。
(1)これらの利用は、一般に通常の流通を妨げる利用であり、国際条約、先進諸国の動向等を勘案すれば、第30条の適用対象外とする方向で対応すべきと考えられるがどうか。
日本の中の事情だけで判断してはいけない、ということなので、サボっていた外国法制の検討を再開しなければなるまいと個人的に思っている。が、英語圏にも話題がひろがっていって、「国際条約、先進諸国の動向等」について、お知らせいただけるようになると手間が省けてありがたいので、ちょっと調べてみた。
今のところ、この問題を英語で報じているものとしては、以下の記事しか見つからない(もしほかにもあったらご指摘いただきたい)。
「日本語ユーザも無関心」と書いたのは、日本語の関連記事に膨大なはてなブックマークがついているのに対して、この記事には、僕と小倉先生(と思われるユーザ)の2usersのみだったから。
一方del.icio.usはどうかというと。こちらにもそれなりの数の日本語ユーザがいるので、たとえば 私的録音録画小委員会:「ダウンロード違法化」不可避に – ITmedia Newsには、50ものブックマーク(はてぶでは450超)がついているのだが、上の英語記事に対しては、こちらも僕を含む2usersのみ。これでは英語圏に話題は広がらないだろう。
diggには載っていなかったので、使ったことがなかったのだが、投稿してみた。今のところ3diggsでコメント一件。