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Only in Malaysia

「Boss!」が大好きマレーシア人:だいたいわかるようになった「Only in Malaysia」


数年前にYoutubeで見つけて、一度記事にしたことがある動画「Only in Malaysia」。こんなのマレーシアだけだよね、という、「マレーシアあるある」をまとめた動画。当時もある程度は理解できたけれども、3ヶ月暮らしてみて、さらに膝を打つことが増えてきた。

マレーシア人の慣習をコミカルに表現「ONLY IN MALAYSIA」 | ICHINOHE Blog

こちらにきてからより理解できたところを、いくつか紹介してみよう。

0:35 ジャケットを逆向きに着る
バイクに乗る人達が、ジャケットの前後を逆にして着て、風よけにしている。マレーシアで運転し始めてすぐに気がついたが、バイクに乗る人がかなりの割合でこうしている。寒いとは思えないので、なぜなのか不明。

Reversible Jacket

1:35 手で合図
主に車に乗っている時が多いのだけど、手であいさつをすることが非常に多い。駐車場に入って行く時に、どういう場合は停車を求められ、フリーパスの時はどうなるのか、実はいまいちわかっていないので、小心者は私はついつい止まってしまうのだが、実は平然と右手を上げて挨拶すると、「関係者と思われてどこでも入っていけるような気がするくらい。
というわけで、大学のゲートを潜るときに私も、ガードマンの皆さんに手を挙げている。

Hand

2:12 Instagram
彼女の話を手で制した場合には、(なんでも手で挨拶する)ハンドパワーはきかない、というネタのところ。うわのそらで話を聞いていた男性は、ずっとInstagramにいいねを連打している。2012年の段階で、Instagramがかなり浸透していたのだろう。今マレーシアでは、TwitterやFacebookと同等ないしそれ以上に浸透している。昨日見たハリラヤソングの映像では、次々に出てくる歌手のInstagramアカウントが表示されていた。

2:15 誰でも「Boss」「Uncle」「Auntie」
日本でいうと「すみません」という呼びかけであったり、「そうなんですよ、お客様」のような「お客様」に相当するだろうか。日本人に「シャチョー」と呼びかけたりする国もあると思うが、あれにも似ているか。

Only in Malaysia

お店で「Boss」と言われることは多い。「◯◯は置いてますか?」「いや、ないんですよ、ボス」こんな感じ。語尾に「お客様」をつけて、やわらげているようなケースか。もちろん、単純に客引きで「ボス」と呼びかけているときもある。
大学近くには、「Hi’ Boss」という床屋がある。マレーシアの人たちも、「Boss」を多用していることに、たぶん気がついているのだろう。

Hi' Boss

ちなみにこの映像を作ったJinny Boy TVは、マレーシアに関連するコメディタッチの動画をいくつも公開している。

JinnyboyTV | Youtuber

ハリラヤハンパー

暗くなってから盛り上がる(?)ラマダン始まる

今日からイスラム教徒が断食を行う月、ラマダンがスタート。ラマダンの時期にマレーシアに滞在するのは今回が初めてなので、何が起こるのかなと思っている。みんな日中食事をせずに過ごしているわけで、いろいろ配慮が必要だというのは、よく記事にも出ている。

ラマダン(断食中)のイスラム諸国でのマナー 人前での飲食や喫煙NG – ライブドアニュース

こうした一般的なイスラム諸国での「マナー」に比較すると、マレーシアはよりゆるやかな部類に入るはずだが、実際のところはどうなのか。

今日は初日ということで、半日勤務あるいは休みのところが多いよう(同僚によると、マラッカは休日のようだった)。大学はラマダン期間中、いわばサマータイムのように1時間早く始業し終業するそう。ムスリムの人たちは、朝、日が昇る前に食事をし、夜も日がくれてから食事をすることになるので、こうしたタイムシフトになるようだ。マレーシアの場合、+0800のタイムゾーンにいるために、日の出の時間が遅く、その点で朝は少し楽かもしれない(もちろんその分日暮れが遅くなるが)。

近所で日頃屋台が出ている通りには、いつもの数倍の屋台が出て、毎晩賑わうのだそう。見に行ったら、道の両サイドに屋台通りが拡充されていた。売っているのは、マレーシアのスイーツ、鶏の唐揚げや丸焼き、ジュース、ムルタバなどの粉物各種。見たことがないものもいろいろあって、今後いろいろ挑戦してみたい(衛生状態が気になるので、一気にいろいろ食べるのは避けたほうがいいか)。

近所の屋台がパワーアップ

屋台料理

屋台料理

屋台料理

屋台料理

屋台料理

屋台料理

一方、すでに随分前から、各ホテルはラマダンビュフェという広告を出している。つまり日没後にホテルで、豪華なビュフェを楽しもうということだ。日頃のビュフェに比べても、かなり豪華な食事が楽しめるということのよう。ここにマラッカの大手ホテルのビュフェ企画を一覧にしていた。

Buffet Ramadhan Melaka 2015 Promotion di Hotel Melaka

どれだけすばらしいごちそうが食べられるのか、一度は行ってみようと思っているが、当然お酒は飲まない(飲めない)のであろう。先月マラッカのラマダホテルのシーフードビュフェに行ったが、その日もアルコールを飲んでいる人はいなかった。

数日前にイオンに行ったら、以下の様な「贈答品セット」が陳列されていた。どうもこれは、「ハリラヤハンパー」といって、やはりラマダン明けのギフトのよう。ラマダンはこれからスタートなのだけど、すでにギフトコーナーは設置されているということのようだ。

ハリラヤハンパー

もっと悲壮感漂う月になるのかと思ったが、美味しそうなものがいろいろ目につく。それなりの配慮をすれば、異教徒の自分たちも問題なく過ごすことができそうだ。

以下の記事によると、ラマダンの終わり、ハリラヤ・プアサは三日月が出ているのか確認したところなので、観測状況がテレビで中継されるとか。

お月様の周期をもとにしているイスラム暦では、新月から最初に三日月が出た日が月初めです。ハリラヤ・プアサの到来は、観測所において“肉眼で”これを確認して初めて正式に宣言されます。天候によって確認できなければ翌日におあずけになることも。そのため当日はTV中継まで入って「その時」を待つのです。

マレーシアの旬な情報や旅の魅力をお届けする月刊ウェブ・マガジン “M-style”

残念ながら地上波テレビが見られない環境で過ごしているのだが、この日だけはみんながかたずを飲んで見守る様子をどこかでみたいものだと思う。

※ ラマダンビュフェについて検索していたら、マレーシアのブロガーRebecca Sawさんのブログ記事を発見した。KLのホテルのラマダンビュフェを多く紹介している。どれもとてもおいしそうだ。

Ramadan Buffet | Rebecca Saw

体操女子マレーシア代表のコスチュームに批判

日本ではほとんど話題になっていませんが、昨日まで東南アジア競技大会(SEA Games)という大会が、シンガポールで行われていました。第28回というのですから、それなりに歴史のある大会のようです。

SEA GAMES 2015

この大会の体操女子では、マレーシア代表のFarah Ann Abdul Hadi選手が金メダルを獲得しています。私が見ただけではわからないのですが、実は彼女はマレー系の選手のよう。マレー系の女性といえば、頭からいつもヒジャブをかぶっている印象があるのですが、彼女は露出度の高い体操のコスチュームを着て演技をしており、それに対する批判が、国内のイスラム系団体から出ているようです。

だが、同国の世論は依然として二分しており、あるイスラム教団体は、イスラム教徒女性の選手らがイスラム法に則った形で競技に臨むための指針を定めるよう求めたとも報じられている。地元紙マレーメール(Malay Mail)によると、全国ムスリム青年協会(National Muslim Youth Association)の女性部門責任者は、「女性がスポーツから排除されるべきではないが、競技用の服装でもイスラム教の規定が優先されなければならない」と述べたという。

「性器の形見える」と批判の体操選手、擁護の声続々 東南ア大会 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

私は4月からマレーシアに滞在していて、2ヶ月がたちますが、子供を連れてプールに行く機会が何度かありました。現在滞在しているマラッカと、東海岸のクアンタンでプールに行ったのですが、戒律が厳しいといわれる東海岸のクアンタンはもちろん、観光客の多いマラッカでも、肌を出している人は非常に少ないです。女性はヒジャブをかぶって全身着衣のまま、男性も上にTシャツのようなものを着ている人が多く、子供も首から下がほぼ隠れる水着を着ています(自分の子供の水着も、マラッカで買ったので、首から下が隠れています)。これはもちろん、マレー系の人がイスラム教の戒律にそっているわけですが、中華系もそれに合わせる形(?)で、あまり露出度の高くない人がほとんどです。

こうした環境で普段暮らしているわけですから、マレー系女性が、競技とはいえ非常に露出度の高いコスチュームを着ていることに、抵抗感がある人も多いのでしょう。

一方記事を見ると、彼女を支持する人も多く、彼女を支持するFacebookページにたくさんのいいねがついています。また、服装を批判する人たちに対して、反論する記事も多数投稿されています。彼女が金メダルを獲得したことで、目立ってしまい、急にアスリートの露出度に関する議論が出てきたということのようです。

Farah Ann Abdul Hadi For Malaysia

個人的にはプールでの経験などから、マレーシアでマレー人女性がスポーツをやるのはかなり困難ではないかと思っていました。実際には、こうした露出度の高いコスチュームを着る競技に、すでに他の選手も出ていたわけで、おそらく「特例」が認められているのでしょう。しかし、それに対して今回のような批判が出てくるということからみて、社会的なコンセンサスがはっきりとあるわけではないということなのかもしれません。

残り数ヶ月のマレーシア滞在の間に、この問題の現状について、もう少し理解を深め、また記事にしたいと思います。

(Yahoo!ニュース個人掲載記事を転載)

新潟ソーシャル時評:Newsナビ参加の敬和生が、日本新聞協会のウェブサイトの「特派員」に

(2014年06月27日新潟日報モア「新潟ソーシャル時評」から転載。)

今月から、日本新聞協会のウェブサイト「よんどく!」で、新潟日報の記事を紹介する「特派員」として、Ustream番組「敬和×日報『Newsナビ』」のメンバーが参加させてもらうことになりました。

「古町芸妓薫風舞う 新人お披露目会 初の県外出身者も」HAPPY NEWS | 新聞には気づく、感じる、考えるがいっぱい。日本全国、新聞から見つけたHAPPY NEWS募集中!!

最初の回では、6月9日の番組で紹介した「古町芸妓薫風舞う 新人お披露目会 初の県外出身者も」について、NewsナビMCの小池まどかさんが紹介しています。

Ustream配信に向けて、学生たちはニュースに対する関心を深め、準備をするよう、これまでも取り組んできました。今後は「よんどく!」にコメントするというアウトプットも磨いていって、読者の皆さんに新しい独自の視点を提供できるようになって欲しいです。

「地元」に残った学生とローカルニュースのいい関係?:敬和×日報「Newsナビ」から考える(一戸信哉) – 個人 – Yahoo!ニュース

敬和×日報「Newsナビ」

Chromecastで「テレビ」が変わり、「動画」も変わる

2014年5月28日、GoogleのChromecastが日本でも発売されました。

Chromecast

キャッチフレーズは「オンライン動画を音楽を、テレビで簡単に楽しもう。」。これまでもYoutube動画を検索してテレビで再生することはできたし、テレビにPCを接続することだって出来たわけで、Chromecastで何か革命的なことが起きたわけではないです。でも「簡単に」なったのはまちがいない。値段も手頃なので、さっそく私も1台購入して試してみました。

Chromecast端末をテレビのHDMI端子に挿して、初期設定。iPhoneにChromecastのアプリを入れて、端末をWi-fiに接続。特にトラブルもなく、あっという間に設定が終わりました。Mac Book Airでは、Google ChromeにChromecast拡張をインストールして、こちらもすぐに設定が終わりました。この程度の設定でいいのであれば、自宅だけでなく、いろいろなところに持っていって、出張動画上映会なども簡単にできそうです。

とりあえず試したのはYoutube。再生画面にChromecastに送るボタンが出てくるので、それを押すとテレビに動画が飛ばされて再生されます。動画が一旦テレビ側で再生され始めたら、iPhoneでもMacでも、別の作業をすることが可能です。動画以外に何ができるのかは、まだ試していませんが、Mac Book AirのChromeブラウザでは、ブラウザの画面をテレビに表示させることも出来ました。Slideshareを使えば、スライド表示にも使えます。ケーブルの抜き差しなどは一切不要で、スマートフォン、タブレット、PCなどで見つけた動画やコンテンツを、すばやくテレビに出力し、みんなで共有できます。

ちょっとだけいじってみて感じたのは、これはテレビの見方が変わるな、ということ。これまでも、テレビの視聴時間を、ネット動画が徐々に奪ってきました。若者の間では、テレビは見ないけど、ネット動画は見ているという層がどんどん拡大、学生たちと話していると、テレビ番組の話題はほとんど共有されなくなってきているように感じます。しかし中高年の場合には、テレビ番組の存在感はあまり変わっていません。テレビニュースを見るのをやめて、ニュース動画を見よう、という人はあまりいないでしょう。「ダラ見コンテンツ」としてのニュースを、ネットを介してテレビで見るというのは、やはりちょっと面倒でした。Chromecastは一つのきっかけだと思いますが、このバランスは今後大きく変わっていくかもしれません。ネット動画がテレビ画面にいよいよ侵食してくる一方、テレビ番組のコンテンツも、ネット側に今まで以上に浸透し始めるでしょう。ネットに浸透していくことができるコンテンツはどんなものなのか、有料配信が軌道に乗るならば、ネット配信に適した番組にテレビ側がシフトしていく可能性も高まりそうです。

ネット動画の側にも変化がありそうです。まず一つには画質。高画質の動画が増えてきたとはいえ、大画面で見るには荒い動画も、まだまだ多いです。これまでは「まあネット動画だしね」といっていた低い期待値が変化し、要求水準が上がってくることが予想されます。もう一つは長さ。これまでは長い動画は再生されないというのが定評で、人気動画番組の多くも、非常に短くまとめられたものでした。Ustreamなどで配信した番組をアーカイブした長いコンテンツは、なかなか再生数が伸びませんでした。しかしChromecastが簡単に「ダラ見」できる仕組みを提供したことで、これも変わってくる可能性がありそうです。テレビを「ダラ見」するのではなく、長めの動画を「ダラ見」することも、徐々に広まっていくかもしれません。

実はAmazonに注文したChromecastを受け取り、テレビに接続しようとしたところで、我が家のテレビにはHDMI端子が一つしかないことがわかり、ビックカメラ新潟店に分配器を買いに行ってきました。ビックカメラはChromecastの代理店の一つですが、Chromecastの売り場は、正直盛り上がっているようには見えませんでした。Chromecastは非常に簡単な仕組みでは有りますが、何が起こるのか直感的にはわかりにくく、発売直後に通常のテレビ視聴者が飛びつくまでにはならないということのようです。しかし設定は簡単ですし、値段も手頃ですから、対応するコンテンツが増えてくれば、徐々に利用者も増えてくるのではないかという気がします。

(Yahoo!ニュース個人掲載記事を転載)

Pharrell Williams 「HAPPY」徳島版:阿波踊りが見事にフィット

Pharrell Williamsの「HAPPY」のリップダブ。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」までのブームは、日本では起こらないと思うけれど、逆にこちらのほうが高品質な映像が多いという印象だ。

今日見たのは徳島バージョン。阿波踊りの映像を「Happy」に合わせている。

阿波踊りの練習風景、お店の前や河原で阿波踊りを練習する家族などが出てきて、徳島人の日常の中に阿波踊りが深く浸透しているのだなという印象を持つ。もちろん本番のお祭りの映像は、見事に息のあったパフォーマンス。この夏は徳島に行ってみようか、という気持ちにさせられる。

面白いのが、阿波踊りのオリジナル音声は一切出てこないのに、曲と映像が見事にマッチしていること。今回のリップダブに合わせて撮影したものではなく、過去に撮影した阿波踊り関連の映像を使っているのだろうけど、全く違和感がない。

阿波踊りとマッチしすぎ!徳島バージョンの『Happy』が最高♪ | ダンス動画まとめ ダンスストリーム(Dance Stream)

「まちあるき」から一歩進んで、コンテンツを生み出す「フォトウォーク」を始めよう

昨今ニュースでも、「まちあるき」という言葉を聞くことが増えました。今や全国各地で「まちあるき」の取り組みが生まれ、これに関するニュースを聞かない日はないといってもいいぐらいでしょう。今回はこの「まちあるき」と、私が取り組んでいる「フォトウォーク」の違いについて、書いてみたいと思います。

「まちあるき」は、「定番」となった観光資源でなくとも、さまざまな地域の資源を「磨き上げ」ていこうという文脈で、注目されているように感じます。まちの「お宝」を再発見する「まちあるき」を推進するため、ガイドブックも多数作成されています。私の勤務校敬和学園大学のある新潟県新発田市でも、「新発田市歩く旅のまちづくり推進協議会」が最近、市内の寺院を巡るためのガイドブック「巡る。」を作成し、ニュースになっていました。

新発田市が中心となってつくる「新発田市歩く旅のまちづくり推進協議会」は、市内の寺院14か所とその周辺を案内するガイドブック「巡る。」を発行した。寺院を回りながら町歩きの楽しさを知ってもらうのが狙い。大型連休中に同市を訪れた観光客らに好評で、担当者は「寺という切り口から、新発田の魅力を見つけてもらえれば」と話している。

新発田の寺巡る冊子 市街地活性化狙い発行 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
[http://www.city.shibata.niigata.jp/view.rbz?cd=14919 寺町等寺院専門ガイドブック「巡る。~御城下新発田寺巡り~」好評配布中です。 | 新発田市ホームページ]

新発田でいうならば、新発田城や月岡温泉はいわば「定番」なのですが、全国の「定番」同士の競争は激しく、個人客もどんどん来るようなブランド化や個性化が見られなければ、客足は伸びません。カスタマイズされた、ひとりひとりの「発見」をサポートするのが、こうした新しい切り口のガイドブックであり、これによる「まちあるき」観光ということになるのでしょう。また、一方で地域の人々に、「こんなの別に特徴なんてないし、、、。」と思っているものを再評価してもらい、「磨き上げ」につなげていくのが、地元の人達により「まちあるき」です。

これに関連して、私自身が2009年から新潟で続けている類似の活動が、フォトウォークです。フォトウォークは、同じように「まちあるき」をするのですが、参加者はみなカメラを持ち、風景や出会った人々、あるいは参加者同士を撮影します。

新潟フォトウォーク| Niigata Social Media Club / 新潟ソーシャルメディアクラブ

フォトウォークは、日本ではまだ認知されていない言葉ですが、英語版のWikipediaには「Photowalking」という項目があり、世界のフォトウォークのスケジュールをまとめているサイトも有ります。

Photowalking – Wikipedia, the free encyclopedia

Scott Kelby’s Annual | Worldwide Photo Walk

国内では、2008年ごろから関東圏でフォトウォークを開催しているグループ「テクテクパチリ!」がありますし、Google+の中に、関東圏でフォトウォークを行っているコミュニティができているようです。

テクテクパチリ!

私が企画に関わっている新潟フォトウォークは、すでに21回目。5月10日に南魚沼で開催しました。今回は南魚沼市観光協会さんに協力をいただいて、清酒八海山の八海醸造さんが運営する雪室のある「魚沼の里」、「まちあるき」でも最近注目されている塩沢地区の牧之通り、雪室を利用してワインを作っている越後ワイナリーを訪問、撮影を行いました。新潟県の場合、市街地以外をめぐって撮影をする場合、途中の移動を徒歩だけでなく、車を利用することになりがちで、今回もバスを使って移動する時間が長くなりました。

魚沼の里
牧之通りで集合写真
牧之通り
越後三山

フォトウォークの特徴は、写真コンテンツの共有と蓄積、それとコミュニティ形成です。「まちあるき」の場合には、個人であれば歩いて終わりですが、イベントの場合だと「ふりかえり」があります。フォトウォークはここからさらにもう一歩進んで、コンテンツの共有をしています。たとえば、今回の南魚沼でのフォトウォークでは、Flickrでのタグを「npw20140510」とし、Instagramでは「#npw20140510」としました。これは毎回の慣行なのですが、必ずやらなければならないというものではないですし、まして、誰かがみんな写真データを集めて一つの場所に集積するというものではありません。参加者が当日の打ち合わせにしたがい、それぞれがアップロードする際に、自主的につけたタグがつながり、その日の成果が自然に共有されるというものです。

ちなみに、5月10日のフォトウォークで撮影されたもののうち、Flickrで共有された写真。このようにいろいろなユーザの写真が、自然につながって見えるようになっています。

Flickr: “npw20140510”

Instagramで共有された写真。

#npw20140510 | listagram

Facebookでも共有されています。

#npw20140510

現在、写真共有の標準的なサービスが定まらないので、どのサービスで写真を共有するかを指定するのはなかなか難しいのですが、それでも毎回かなりの枚数が、それぞれのサービスで共有されます。参加者は、帰宅した後で、それぞれが撮った写真を見ながら「異なる撮り方」「異なる視点」を実感しますし、もちろん撮影テクニックも学びます。同じコースを歩いているのに視点が違えばこんなに違うのか、あるいは、この態勢で撮影していたのはこういうアングルをねらっていたのかなど、毎回学ぶことは多いです。

寝撮り

またこうしてゆるやかにタグでつながった成果は、ネット上に蓄積され、地域の写真データとなります。新潟のような地方では特に、農村部にカメラが入っていって撮影し、アップロードしている人が少ないので、将来に向かって貴重な資料が蓄積されていくのではないかと思います。

「まちあるき」の成果を個人の中に埋没させるのではなく、みんなで共有しようとはいうものの、成果物をまとめて発表するというのは大変です。その点フォトウォークは、成果をまとめる必要はさほどありません。オンライン上でアップロードされたものが自然につながって、蓄積されていきます(もちろん、いいまとめ役がいて成果物としてまとめていくと、もっといいとは思いますが)。私のように一向に腕の上がらないユーザも、プロはだしのカメラマンも、みんな同じ方法で写真を共有し、それらに対する「いいね」などの「ソーシャル」な評価で、秀作が浮かび上がってくる仕組みになっています。

さらにフォトウォークでは、コミュニティもスムーズに形成されます。もちろんフォトウォーク当日に、参加している皆さん同士でお話をするのはもちろんですが、その後もアップロードされた写真を通じてコミュニケーションが続き、また次のフォトウォークで再会するというサイクルができます。オンラインとオフラインを行き来した、「ソーシャルメディア」的なコミュニティが、スムーズに形成されていくと思います。

ソーシャルに蓄積されていく成果と、形成されていくコミュニティ。特に前者の仕組みが理解しにくいために、フォトウォークは、「カメラ好きのまちあるき」という評価にとどまりがちです。しかし本来「まちあるき」を推進している人たちが目指している要素は、フォトウォークにすべて含まれています。もちろん同じことは、映像撮影でもできると思います。重要なことは、コンテンツが共有され、自然に蓄積されていくという営みが、自然に実現されていくという点です。プロの作るコンテンツがものの見方を定めるのではなく、アマの視点の集積により、意外な視点があぶりだされます。これこそ、手詰まり感のある地方の人たちが、待っているコンテンツではないでしょうか。

(ひょっとすると、保守的なコミュニティでは、コンテンツが「自然に蓄積されていく」という、ハプニングを許容する性質を許容できないために、フォトウォークやこれに類するものが定着していかないのかもしれません)

「まちあるき」に取り組む地域の皆さんにも、ぜひ「フォトウォーク」を始めてみてほしいと思います。

(Yahoo!ニュース個人掲載記事を転載)

IFTTTのAndroid版登場:ソーシャルメディアを「つなげる」だけでなく、日常を「自動化」

複数のソーシャルメディア上の投稿を連携させるサービスIFTTTに、Androidアプリが登場しました。OSの機能をアプリケーション側から操作できるので、条件設定により、自動的に各種の基本設定を変えることができるようです。

Internet上のサービスを繋いで処理を自動化するIFTTTのAndroid版が登場した。そしてこのAndroid版、iOS版と比較するとよりOSレベルの連携が見られるようだ。もちろんこれはAndroidの「レッセフェール」の方針によるものだ。すなわち、アプリケーション側からOSの機能をいろいろと操作しやすくなっているのだ。

インターネットサービスを「繋げて」使うIFTTT、より「自由」なAndroid版がついに登場 | TechCrunch Japan

IFTTTは、If this then thatの略。ソーシャルメディア上の一か所で指定された現象が起きたら、別の指定の場所で、関連するイベントを起こします。たとえば、ブログに投稿をしたら、Facebookにも投稿する。Instragramに写真を投稿したら、その写真をブログにも投稿するといったことです。もともとこうした「マルチポスト」の需要はあり、特定のサイトのフィードをTwitterに自動的に流し込む[http://twitterfeed.com/ twitterfeed]のようなサービスもありましたし、現在はFacebookとTwitterにはそれぞれ、Facebookでの投稿をTwitterに、Twitterでの投稿をFacebookに、それぞれ流し込む設定も用意されています。

(一つの投稿を複数箇所に自動転載、するのとならんで、複数箇所の投稿を一か所にまとめる「アグリゲーション」にも一時期注目が集まり、
FriendFeedというサービスが人気を博しましたが、現在はFacebookに買収されて、あまり利用されていません。)

ソーシャルメディアのメインストリームが、TwitterとFacebookの二強で一度決着してしまった今日、マルチポストの需要もあまりなくなったかに思われましたが、そこに今一度出てきたのがIFTTTということにになります。私自身も、Instagramの特定ハッシュタグの投稿を、Facebookページに自動的にとりこむというようなケースで、IFTTTを使ってきましたが、英語のサービスということもあり、正直日本での知名度は高くないように思います。

今回Android版の登場をきっかけに気がついたのですが、IFTTTが実現するのは、どうやら「マルチポスト」のようなソーシャルメディア間を「つなげる」機能だけではないようです。

レシピ共有用のチャネルで、Android専用のものとしてDeviceにも注目したい。WiFiに接続したり切断した際に、壁紙を変更したり着信のベル音の大きさを変更するようなことができる。他にもlocation、notification、phone call、photo、あるいはSMSなどといったチャネルがある。Android特有の機能を活かして可能性を探るレシピが多く登録されている。

インターネットサービスを「繋げて」使うIFTTT、より「自由」なAndroid版がついに登場 | TechCrunch Japan

レシピというのは、同様の処理を他の人とシェアする機能です。今回Android版のリリースを機に、Android上でこんなことができるよという提案が、レシピとしていろいろ公開されています。たとえば、「オフィスに着いたら、電話の着信音を切って、バイブをオンにする」というもの。当然AndroidのGPSがオンになっているのが条件でしょう。ほかにも「職場を出たら妻にメッセージを送る」とか「最新のInstagram写真を壁紙にする」とか「会議の時間になった電話の着信音を切る」といったものがありました。よく見るとAndroid以外にも、Google DriveやDropboxを使った自動バックアップの機能もあります。これまで人間が行ってきたPCでの操作を自動化し、さらには、生活上のさまざまな動作も、位置情報や時間と連動させて自動化していく方向で、IFTTTは活用できるのですね。

着信音を切るような作業は、人間が自覚的に行ってきたことであり、これを「自動化」するというと、「人間がダメになる」という主張を展開する人もいそうですが、IFTTTの場合には適用条件を決めるのも人間です。おそらくIFTTTの条件設定を面白がって利用する人は、かなり自覚的に条件設定をしていくはずなので、むしろ非常に理性的に、自らの生活をパターン化していくことに喜びを感じる人かもしれません(私はiPhoneユーザなので、この面白さを当面体験できそうにありませんが、そもそもそこまで理性的ではありません)。

あるいは、数カ月前に自分が設定した条件にしたがってスマートフォンが動作し、そのことをすっかり忘れていて、心霊現象ではないかとビビってしまう人は、ひょっとすると出てきそうですね。

サービス同士を連携させて自動でアクションを起こせる「IFTTT」にAndroid版が登場したので試してみました – GIGAZINE

敬和学園大学のUST番組「Keiwa Lunch」、新メンバーを加えて5年目がスタート

一戸ゼミを中心に実施しているお昼休みにUstream番組「Keiwa Lunch」、2014年度に入り、新メンバーで配信を再開した。今週は最初なので、新MCを交えて7人の写真を撮る予定だったが、2人が欠席、5人での写真となった。

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新メンバーの1人目。前列右側の中島綾子さんは英語文化コミュニケーション学科の学生。「歯茎は恋の落とし穴」というキャッチフレーズを発表していた。国際ダンスサークルのメンバーでもあり、学科は違うのだけど、よく話をしていた学生。Keiwa Lunchには一度出演したことがあるほか、敬和×日報「Newsナビ」にも、一度ピンチヒッターで出演してもらった。

新メンバーもう一人は、後列右側の大倉菜穂好さん。共生社会学科の学生。共生社会学科と自分の接点はあまりないのだけど、3月に卒業したメンバーとしては、まるりさんが共生社会学科であった。というわけで、大倉さんがまるりさんの後を継ぐ形となった。

この2人を含めてKeiwa Lunchは7名、Newsナビは5名をMCとして、配信を行うことになった。後継者をどうするかかなり悩んでいたのだが、いい形に収まった。今後もよいしゃべり手を発掘して、番組に参加してもらおうと思う。

配信側は代替わりでかなり手薄になり、どうしたものかと思っていたが、今週は2−3年生がかなり参加してくれた。もちろん、基本的な設営作業などを単独でできるようになったわけではないので、みんなまだまだ訓練が必要。ともあれ、いい番組を作っていくチームはできそうなので、大いに期待したい。

ウェブカムとPCだけの装備で、とりあえず配信してみるといって始めた2010年4月から、丸4年が過ぎている。最初の時の記事が出てきた。

3年ゼミの学生と昼休みUSTを始めた「Keiwa Lunch #1」 | ICHINOHE Blog

当時に比べれば、参加する学生たちの主体性も向上したし、準備にかける手間も増えた。しかし番組としての完成度をもっとあげていくことにより、学生の成長の機会にしたいと思うし、学内外での認知度ももっと向上させ、「Keiwa Lunchをやっていたら就職には困らない」と、名実ともに言われるようにしたいところだ。

番組は今年も毎週水曜日の12:30スタート。ゲストに出たい/出したい、という要望もお待ちしております。

USTREAM: keiwa-lunch: . 教育

FM-Niigataの番組「Keiwa Locks!」第2期メンバーでの放送がスタート

FM-Niigataで昨年から放送している番組「Keiwa Locks!」。4月から第2期メンバーでの放送がスタートした。

人気番組「School of Lock」の枠内で、週一回木曜日に放送を続けてきた。当初自分も収録に同行していたのだが、だんだん忙しくなって番組収録にも行けなくなってしまった。進行を担当してくださるパーソナリティも、中村智景さんから北口麻奈さんに交代。学生は、まるり・まいか・まりなの3人が一年間出演を続けてくれた。3人とも、話のうまい学生たちだったが、番組を続けていく中で、さらに磨きがかかったはず。これからの社会人生活でも、放送で培った能力を発揮してほしい。

北口麻奈のパーソナリティ通信 » Keiwa LOCKS!メンバーと!

そして昨日、新メンバーが発表になり、2期目の放送が始まった。Keiwa Lunchチームからは、小池まどか、Marta Perversの2人が参加、4年生のあかねさん、3年生のももさんとあわせ、4人の学生が、1年間番組を担当することになった。いずれも元気な女子学生。1回目の放送はまだ緊張していたようだけど、これから楽しいトークになっていくことだろう。番組を通じて、学生たちには、自分たちのイキイキした活動を語り、その語り口に磨きをかけていってもらいたいと思っている。

Keiwa Locks!

Keiwa Locks

個人的にはUstreamでの飾らない学生たちの姿が、「見える化」の本丸だと思っているけれども、放送に参加するとなると、学生たちのテンションも変わってくる。より多くの皆さんに、敬和学園大学や敬和生の元気な姿を知ってもらえたらと思う。

放送時間は今年も、毎週木曜日の22:55から。ついつい忘れてしまうのだけど、木曜の夜は22時30分をすぎたら、FM-Niigata 77.5MHzで待機してください(またはradiko)。

FM-NIIGATA 77.5MHz Keiwa LOCKS!