夏休みの期間を利用して、敬和学園大学のウェブがリニューアルされた。
リンク: 敬和学園大学.
from shinyai
見た目もさりながら、機能的にもいくつかの改善があった。
1．フィードが二つ配信されるようになった
広報係が頻繁に更新している「キャンパス日誌」と全体の更新情報、二つのRSSフィードが配信されるようになった。
２．学長室だよりの「マイクロコンテンツ」化
これまで新井明学長の学長室だよりが、「ブログ版」になり、マイクロコンテンツ化されたようだ。コメント、TBはない。タイトルが毎回同じなのは改善したほうがいいだろう。RSSフィードは右下にひっそりと置かれている。
先日のiSummitで、アルジャジーラのMohamed Nanabhayさんが、以下のような発言をしていた。
ナナバイ氏はビジネスは理念で動くのではなく、「何かをしたい」という気持ちで動くことが基本である。だから小さく始めて前例を積み重ねていくことでトップを説得していくと話す。
たとえば、オンラインのパイオニアであることは組織の評判を向上することにつながる。配信面では、同社にとって英語市場は新しい巨大なマーケットであり、ユーチューブに映像170万が人見たことは大きな実績となった。
アルジャジーラはYoutubeでの英語ニュースの配信、Twitterでの配信など、日本の放送局に比べたら、新しい取り組みにはかなり積極的だ。しかし内部ではおそらく、ウェブの世界をうまく生かせるよう、Nanabhay氏のような人が、地道な説得と実績作りをしているのだ。大学でも少しづつ前例を積み重ねることが大事なんだと思う。
