動画を検索してみるという能動的な視聴で、見つかるコンテンツには事欠かないが、アーティストを選んでそのままエンドレスで再生するというような、いわゆる「ダラ見」のためのサービスは、なかなか確立されていないように思う。この「ダラ見」のための新しいサービスが、Techcrunchで紹介されていた、Uwall.tvというサービス。
uWall.tv | Listen to a Wall of Music
Uwall.Tv、使えばYouTubeが自分専用のMTVに姿を変える
これはアーティストないし曲名、あるいは音楽カテゴリを指定してYouTubeのビデオを再生できるサービスだ。そう、まるでVevoのようなことができるわけだ。さらに検索内容はプレイリストとして扱うことができ、画面上に再生リストが表示される。また、このリストをTwitterやFacebookで共有することができる。
いったん再生を始めると、リロードの必要もなく検索の結果が次々に再生される。フルスクリーンモードでも通常表示モードでも利用することができる。Vaggiは、さらにカテゴリを細かく分類して、アーティストや楽曲名に加え、アルバムのリスト表示も行おうと考えているようだ。
残念ながら日本語での検索ができないのだが、日本のアーティスト(あるいは中華圏、韓国のアーティスト)も、アルファベットで入力してやると、それなりにヒットする。ソーシャルメディアへの投稿ボタンは、個別の動画についてはFacebookへの投稿ボタン、リスト(検索結果)にはFacebookとTwitterへの検索結果が出てくるようだ。
類似のサービスは過去にもあったが、一度再生を始めたらあとは何も操作しなくてもよいというのは、他にあっただろうか。2008年に終了した、はてなの「Rimo」というサービスが、この方向を目指していたような気がするが、自動再生はなかっただろうか?
はてなの動画サービス「Rimo」終了 「役割果たした」 – ITmedia News
実際には音楽に限らず、Youtubeを検索した結果を準に再生するので、たとえば、「NSMC」「Niigata Social Media Club」というような検索でも、一連の動画を連続再生することが可能だ。