今月一戸の中国出張中に撮影された、敬和学園大学の学生たち制作による「口パク」ビデオLip Dubが本日完成し、公開された。いろいろ「あら」を探せばきりがないのだが、専門的な教育を受けていない学生たちがよくここまでがんばったと思う。この作品は、第1回国際第二言語「LIP DUB」コンテストに参加している。
関連動画にも出てくるが、大学生がキャンパス内で撮影して発信するLip Dub作品は、数年前から多数作られている。新潟県内では、新潟県立大学の学生たちが昨年の学園祭で制作し公開、今年に入って新潟青陵大学も制作・公開している。
映像制作の習得過程で、「勝手PV」の作成というのは、一番最初の実習課題として使われると聞く。ある程度決まったフォーマットで、出演者の動き方、カット割りなど、映像を制作していく上で重要な要素を、短時間で習得できるからではないかと思う。逆にいえば、基本的なことを習得した人が関係者に増えれば増えるほど、映像の質は格段にアップし、Lip Dubをはじめ、「敬和初」の良質な映像作品がもっともっと発信されることになるだろう。そのとき、皆さんの通っている敬和学園大学は、よい意味で「大化け」します(断言)。
今夏8月6日により、映像制作を中心にした授業「現代メディア論」(高谷邦彦先生)が始まる。集中講義初年度ということで、様子見を決めている学生が多いかと思うが、皆さんが映像制作のイロハをマスターするための「大切なこと」が、この授業にはすべて入っている。最終日には上映会も行う予定。科目登録の有無にかかわらず(また配当学年ではなくとも)、映像作りが楽しかったという学生の皆さんは、まず参加を検討して欲しい。
敬和学園大学のLIPDUB、撮影終了:デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」を思いだした | ICHINOHE Blog