ちょっと前の情報になるがご紹介。
NPO法人ムーブユーが制作した、映像作品「待合室の、片隅で。」が、市民がつくるTVF(東京ビデオフェスティバル)2012で、「筑紫哲也賞」を受賞した。ムーブユーは、前任校稚内北星学園大学の、映像制作の授業からスタートしたNPO法人(一戸も発足以来監事をつとめている)。地元紙で紹介されるなど、地元ではちょっとした話題になっているようだ。
この作品は、稚内駅の建て替えにより閉店することになった立ち食いそば「宗谷」が題材。最北の駅のそばやさんで働く3人の女性とそこを訪れる人々とのふれあいを描いている。大手メディアがなかなか拾ってくれない、最北の街の日常を、ドキュメンタリーとして仕上げる活動は、ムーブユーの存在意義の中核部分であり、この部分での活動がきちんと評価され続けているというのは、大変素晴らしい。
なおこの作品は、「地方の時代」映像祭でも入選している。
ムーブログ: 【受賞】市民がつくるTVF(東京ビデオフェスティバル)2012「筑紫哲也賞」受賞!
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