Twitterによる大学授業ノートプロジェクト sfcnoteと敬和で使うハッシュタグ


授業でハッシュタグを使う試みは、前期から@taromatsumura さんや僕が、いくつかの実験をしてみていたのだが、慶応SFCでは学生プロジェクトとして、Twitterによる大学授業ノートプロジェクトが始まったようだ。こういうプロジェクトを学生たちが起こしてしまうというのが、SFCという磁場の強さということなのだろう。

リンク: Geekなぺーじ : Twitterで大学授業ノートプロジェクト sfcnote が斬新過ぎる.

sfcnoteは、SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)の教室を舞台としつつ、Twitter上で議論を活発化させ、さらには授業ノートとしてまとめてしまおうという実験プロジェクトのようです。 大学の各教室名と同じハッシュタグがあらかじめ用意されています。

sfcnoteを見に行くと、以下のようなことが書かれている。

■□■ プロジェクトの目的 ■□■
・学生同士が、授業内容について意見をより活発に共有することで、
 創発的な授業、キャンパスを創りあげていく
・キャンパス内外のコラボレーションの活性化

「学生同士」というのが互いにどういう距離感にあるか、授業の中で互いのコミュニケーションが可能な形式かどうか、といった点にもよるのだが、教室内でコミュニケーションをとるのにTwitterを使うのが一番適切とはいえない場合もあるように思う。もちろん同じ教室にいても、講義形式で授業が進んでいる場合には、意見共有はやりにくいわけで、それこそニコ生的な形で共有する意味があるのだろう。

一方で、教室の外から、さまざまなコメントをもらえるというのはメリットだろう。その日のトピックに関心のあるTwitterユーザ、専門家からの声は授業にある種の緊張感や刺激をもたらすし、リアルな「場」を共有できなかった欠席者からのフィードバックも、教室という場所の制約を超えた何かをもたらす可能性がある。

すで教室ごとのタグがふられていて、各時間で盛り上がった教室や出来上がったノート(Twitterのログ)のお知らせが、SFCのーたー(α) から吐き出されてくる仕組みも出来上がっている。

■□■ 利用方法 ■□■
・授業中に#sfc_(教室名) のタグを付け、先生の問いかけや発言に対して自分の意見や感想をつぶやく!
・授業後にログが見たい時は、SFCのーたー*を参照
 *フォローすると、ポストのあった授業のログや、その時間帯に最も盛り上がった授業をお知らせ

ここまでの仕組みを作るにはいたっていないが、敬和でも、いくつかの僕の授業でタグを決めてポストしてもらうという実験は何回かやってみていて、今季は定例化させようと思っている。sfcnoteのページの中で、タグの盛り上がり度、参加者一覧、投稿数を見るのに、hashtagsjpを使っていることが分かったので、敬和の授業のハッシュタグ(それと越後湯沢WS)を登録してみた。これらが可視化されるのは、たぶん参加している方としても楽しいはずで、来週以降学生たちにもきちんと紹介して、盛り上げていこうと思う。敬和の他の授業でも使ってみたいという先生がいればサポートするし、他の大学で同じコマに似たような大学があれば、ぜひ一緒に大学間のコラボレーションにも、使ってみたいと思う。

  

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