「ベストバイが新興メディアマーケティングのシニアマネージャーを募集」し、Twitterの「フォロワーが250名以上いることを採用条件のひとつにした」というのが、ちょっとした話題になっている。
- 採用条件は「ツイッターのフォロワー250名以上」: インターネット広告のひみつ – ブログ.
- Best Buy seeks candidate with 250 Twitter followers – Telegraph
250人にフォローされるというのは、リアルの人間関係プラスアルファのコミュニケーション空間を、本人がTwitter上に維持しているという意味にな
るだろうか。250という数字が多いのか悪いのかわからないが、日常的にTwitterを利用して、継続的に他者の役に立つ(あるいはウケる)発信を続けていなければ、簡単にはクリアできない数字かもしれない。
普通の人が普通につぶやくことが、Twitterの普通の使い方ではあるのだが、たぶんそれだけで250人のフォロワーを集めるのは難しいだろう。
Twitterを使い始める学生たちの様子を見ていても、フォローされる以前に、誰をフォローし、その人たちとどのように関係を築いていくかというのが、案外わかりにくいようだ。その壁を越えて、いろいろな人をフォローし、さらに相手からもフォローされるような関係を築くというのは、実はそんなに簡単ではない。
フォロワーの数だけで、その人のコミュニケーション能力を測ることはできないが、必要条件として、Twitterでのそれなりの「経験」をはかるというのは、職種によっては案外有効ではないかと思う。
昨日、オープンキャンパスの会場で、この記事を見て書いた僕の発言。
のフォロワーが250人いる受験生も、授業料免除にしたいです(願望)
大学で賛同してくれる人はいなさそうだけど、結構本気だ。高校生がもしそこまで本当に(やらせなしで)できたのであれば、非常に高いコミュニケーション能力があるとみて差し支えないと思う。
【ユルいつながり?】メディアのTwitter活用広がる
新聞社やテレビ局などの大手メディアで、米国発のミニブログサービス「Twitter(ツイッター)」の活用が広がっている。短文で素早く発信できる速報性とライブ感がもてはやされているほか、ちょっとした「つぶやき」が醸し出す「ユルさ」が、ネットユーザーの好感度を…..