衆議院議員の逢坂誠二さんが、昨日Twitterでの「実況」を行った。僕は@tsudaさんのTwitterで、昨日初めてこのアカウントのことを知ったが、5月から設置されていたようだ。
昨日は、厚労省の担当者を呼んで予算に関する勉強会を行い、その模様をTwitterでつぶやいた。実況というよりも、その場で感想を呟いているような感じか。どうやらiPhoneでつぶやいているようだ。
リンク: 衆議院議員 逢坂誠二 (seiji_ohsaka) on Twitter.
逢坂さんは全国区での知名度はそれほどでもないのかもしれないが、北海道では知事候補に名前が上がるほど。民主党ではもっとも人気がある議員の一人かもしれない。ブログ検索してみたが、このアカウントを取り上げたブログはなく、Tumblrの記事だけだったので、一応紹介しておく。
逢坂さんは、パソコン通信時代からの「ネットユーザ」だったようで(これは知らなかった)、昨日はこんな発言もしている。
- Twitter / 衆議院議員 逢坂誠二: パソコン通信時代に会議の実況中継をしたことがありまし …
- Twitter / 衆議院議員 逢坂誠二: Twitter的なものを30年ほど前から体験している …
- Twitter / 衆議院議員 逢坂誠二: Twitterで、頻繁に国会内の会議が流れるようにな …
選挙でもこのようなウェブの更新を認めるように公選法を改正すべきで、その上で、どんな利用の仕方を認めるか(たとえば本会議や委員会の際にやっていいことはなにか)というような話を、ちゃんとやればいいと思うのだが。国会にそのような動きが見えないことと、逢坂さんの今回のような実験が、珍しいことのように見えてしまうことには、たぶん関係がある。そう、よくわかってない人の比率が高いので、公選法を変えることにはどちらかというと不安があるのだと思う。
実は逢坂さんの政治理念や政策について、僕は支持でも不支持でもなく、よく知らないというのが正直なところだ。ただ、ネットユーザは、「ツールとしてのインターネット」をきちんと理解している人を、一人でも多く国会に送るべきだと思うので、こうした試みはきちんと拾い上げて置きたいと思う。
ちなみに新潟選出の民主党衆議院議員では、西村ちなみさんのブログがよく更新されているが、彼女のブログは「日誌」に近いもので、政策関連のコメントは一言程度のものが多い。同じことはTwitterでもできるので、一日一言ではなく、一時間に一言でもつぶやいてみたらいいのではないかと思った。