子どもをネットや携帯から遮断せよという声に、世論が引っ張られつつある日本だが、それではなにも解決しないということをどのように伝えたらいいのか。
MITの大学院生David Merrillさんが作ったコンピュータ積み木は、具体的なモノで、解決策を示しているように思える。ネットや携帯は出てこないが、一つ一つの「積み木」は、スタンドアロンではなく、Bluetoothに接続されたネットワーク端末だ。
リンク: [CG]子供の創造性を高めるコンピュータ積み木「Siftables」.
ひとつひとつがクッキー大のコンピュータで、お互いを感知し、動作を読み取る。「それぞれのSiftableはOLEDカラースクリーン、四辺に赤外線通信モジュール、さらに3次元加速度計、ブルーツースラジオを備えている」とMerrillは説明する。
このビデオで分るようにSiftablesには様々な利用方法が考えられる。子供のための語学、算数、ロジックゲームなどだ。ビデオでは個々のSiftableを楽器と考えてミュージックシーケンサーにするデモも含まれている。