敬和学園大学の次期学長に、新潟大学大学院現代社会文化研究科教授の鈴木佳秀先生が決定、という発表があった。6年間学長をつとめられた新井明先生は、3月で退任される。
リンク: 敬和学園大学-敬和学園大学 学長交代のお知らせ.
同氏は国際基督教大学大学院、東京教育大学大学院、米国クレアモント大学院で学び、クレアモント大学院でPh.D.(宗教学)を授与されました。その後、
新潟大学で27年間、研究と教育に従事し、人文学部長、大学院現代社会文化研究科長、コアステーション19世紀学研究所長などを歴任しています。
対外的な「大学の顔」としての学長がどなたであるかというのは、大学の発展に重要な要素のひとつである。しかし、敬和のような小さな大学では、学長に内部でどのような役割を果たしていただけるかがより重要となるだろう。
鈴木新学長の下でも、一人一人の教職員の努力が報われるとともに、一方でそれらの「総和」によって大学が迷走してしまわないような、バランスの取れた組織であってほしいと思う。
一人だけ「情報」枠にいる僕の立場は、相変わらずアナログ人文空間の中で浮き上がりっぱなしで、新体制の下でもそれはあんまり変わらないだろうが、少しずつ状況を変えていけたらいいなと思う。