札幌のiSummit 08の二日目、急きょ作られた「Photo」というセッションに参加した。なにか写真の撮り方の話でもあるのかと思ったのだが、実は新しい写真共有のサービスの紹介で、それが今回TC50で好評だった、Fotonautsである。
部屋にはJean-Marie Huillotさんのほか、Keath TeareさんのほかJoiさんもいた。Joiさんが出資していることはあとでわかった。
リンク: TechCrunch Japanese アーカイブ » TC50:Fotonautsは華麗なるフォトペディアだ.
Fotonauts
は写真を撮る人たちが写真を整理、アップロード、同期、共有するのを支援する。しかし、それだけではない。WikipediaやGoogle
Mapsなど外部からデータをフォトアルバムに追加して、アルバムをウェブページにして公開するまでがワンクリックでできる。写真はデスクトップまたは、Flickr、Picasaなどさまざまな写真共有サイトから追加するか、クリエイティブコモンズから他の人の撮っ
た写真を追加することができる。また、イベントストリームから、誰かの「fotonauts」や個別のウェブアルバムをフォローできる、というソーシャル
な要素も持っている。
Fotonautsはブラウザでは完結せず、デスクトップアプリケーションのインストールが必要なのだが、今のところ僕のVistaでは安定して動いてくれない(Macのほうが安定しているようだ)ので、まだちゃんとしたレビューは書けない。
ただその時のデモと上記の記事を総合すると、つまりこれは、自分の写真も他人の写真もシームレスにつなげて、さらにそれ以外の情報とも連動させて、特定のテーマについてのアルバムを作れるというものだ。情報共有の仕方は非常にオープンなのが特徴。
写真はFlickrなどのオンラインのものでも、ローカルのものでもいい。
今回のTC50を契機としてユーザが増えそうなので、今度改めてインストールして使ってみたいと思う。