かねてから準備が進められていたTwitterの日本語化が完了し、本日公開された。
リンク: 日本語版Twitterサイト開発ブログ: Twitter日本語版公開しました.
学生にTwitterを紹介する際に、言葉の点では楽になった。最近よくある、妙な日本語訳ではなく、きちんと日本人がチェックしている感じがする。あまり問題はなさそうだが、TWJ不具合発見板が設置され、ユーザからのフィードバックを受け付けている。
一方日本語ユーザが多いという印象のTwitterだが、日本人率は相対的に低下してきているという記事も出ている。
Twitterの日本語化に協力したデジタルガレージによれば、実は2月以降に米国でのTwitter人気が高まり、米国内のトラフィックが急増した。一方で日本のユーザー数は、そう変わっていないため、2月以降、相対的に割合が減ったことになる。
Twitterは、元々、ウェブブラウザーなどでは日本語でも問題なく使えていたサービスで、今回の新要素は、既存のユーザーにとってそう魅力のあるもの
でもない。デジタルガレージは国内のプロモーションにも力を入れるとのことなので、今後、日本語ユーザーが増えていくかどうかに注目したい。
日本語ユーザが増えるかどうかは、1.「よくわからないけどつかってみよう」という人の純増がどれぐらいあって、2.それがどれぐらい定着するか、にかかっているような気がする。SNS黎明期がそうだった。ただ、単なるつぶやき以上の使い方ができるようになるまで、少し時間や工夫が必要だというのが、Twitterの弱点だという気がする。しかも広がっているサードパーティのサービスの多くが、英語だというのもネックだろう。
とりあえず今期も敬和の学生にどれだけTwitterが定着するか、見てみようと思う(ちなみに今のところはほぼ全滅)。