秋田の日本酒「刈穂」の試飲会に誘っていただいたので、金曜の夜、吉祥寺のハモニカキッチンまで行ってきた。
- 秋田清酒的宝箱 | 刈穂テイスティング会@ハモニカキッチン(吉祥寺)のお知らせ!.
- "Kariho" Sake Tasting Event in Kichijoji – a set on Flickr
刈穂を作っている秋田清酒は、秋田出身の友人の高校時代の同級生、伊藤洋平さんが専務をやっている会社。昨日も伊藤さんがイベントを取り仕切るというので、二人で訪ねてみた。
会場のハモニカキッチンは、吉祥寺のハモニカ横丁の中にある店。会費2000円で、5種類の刈穂とハモニカキッチンの用意した料理を楽しめるというもの。

from shinyai
from shinyai
from shinyai
from shinyai
5種類のお酒は以下の通り。活性純米酒というのは、スパークリングだ。「中取り」というのを初めて飲んだ。
■大吟醸「鑑評会出品酒」
■活性純米酒「六舟」
■純米吟醸「中取り」
■純米酒「6号酵母仕込み」
■純米吟醸「六舟中取り」
from shinyai
from shinyai
料理は、以下の5品。
奥多摩山女魚のおしずし -
東京軍鶏汁
-
チーズの粕漬
-
穴子の白焼き
-
蕎麦みそ
そばがきを固めて、みそと一緒に焼いた「蕎麦みそ」は、ネパールで食べたそばがきを思い出させた。
from shinyai
会場にもう一人いたのは、秋田清酒のトップページにいる「明子さん」。もともと東京で大手ファッションブランドに勤めていたそうで、海外営業も担当されている。
from shinyai
日本酒の売り上げは落ち込んでいるようだが、こうしたイベントには日本酒ファンがたくさん集まってくる。僕のように「中取り」が何かを知らない人は少なかったのではないかと思う。日本酒ファンの数それ自体は、そんなに多くはないのかもしれないが、コアなファンの人々と良好な関係を保ち続け、そこに的確な情報をネットやイベントで提供し続けることで、じわじわとブランド力を高めることができるのではないかと思った。サントリーの山崎の工場見学のようなイベントは、地方の日本酒メーカーこそ、仕掛けてみるべきなのかもしれない。