『日本語と英語で読む津軽学入門:An Introduction to Tsugaru Studies』


弘前大学出版会が、日英二言語で書かれた『日本語と英語で読む津軽学入門:An Introduction to Tsugaru Studies』という本を出したという報道を目にした。

リンク: 河北新報ニュース 留学生に贈る「津軽学入門」 弘前大出版会.

弘前大国際交流センターのハンナ・ジョイ・サワダ准教授と秋田看護福祉大の北原かな子教授を編・訳者に、弘前大関係者らが専門分野を生かして執筆した。留学生を対象に、同大国際交流センターで実施してきたオムニバス形式の講座がベースになっている。

亀ケ岡文化から弘前藩、津軽の近代化に至る歴史に加え、津軽弁、太宰治ら津軽の作家たち、津軽三味線、津軽塗などの文化、珍しいところでは津軽のイタコやオシラサマ信仰、ねぷたなどについて紹介している。

留学生だけではなく、日本人の弘前大学の学生でも、津軽出身者以外は、上のような事柄をほとんど知らないんじゃないだろうか。いや、津軽出身者でも、知らないことがありそうだし、幅広く役立ちそう。ちなみに僕は、「オシラサマ」について、詳しいことを知らない。

 弘前大では多くの留学生が学んでいるが、海外でリンゴと雪以外の情報を入手するのは難しく、ほとんどが津軽の魅力を知らないまま訪れているという。そういった留学生に「津軽学」の入り口を提供するとともに、日本語理解の一助にしてもらう狙いがある。

惜しむらくは、「海外でリンゴと雪以外の情報を入手するのは難し」いとにもかかわらず、テキストが書籍の形でしか提供されないということ。できれば英文については、ウェブでも閲覧可能にしたほうがユーザにとってのメリットは大きい。それでもきっと、紙で読めるメリットは消えないし、ウェブ経由で評判が広がって、かえって本を買いたい人が増えるだろう。

ちなみにこの本は、アマゾンには出てないようだが、弘前大学出版局に注文すれば、買うことができそうだ(海外は無理っぽいが)。

 

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