川崎さんのブログで楽天マップ(α) という、スポット情報サービスがリリースされていることを知った。正式リリースは明日のようだ。

全国各地の「いつも行く場所、いつか行きたい場所」を登録できるサービスで、登録情報は、ソーシャルブックマークとして共有される。楽天は「Web2.0」には乗り遅れたイメージが強いのだが、今回のは「Web2.0」的といってもいいのだろう。先行サービスの「あとで行く」とどう違うんだ?という声も出ているが。楽天マップでは、まだタグが使えないようで、この点ではあとで行くの方がよさそう。
結局、わざわざ場所の情報を登録するためにそれぞれのサイトを訪れる人は少ないと思うので、ブックマークレットがどれだけ正確に場所の情報を割り出せるか、まずはそこが大事なポイントになりそうだ。あとは、「集合知」として、この地図情報をどうやって生かすかということか。
ユーザ目線で考えると、はてブに登録するだけでも結構な手間なわけで、その上地図のほうにも登録しておこうというケースは、あまり多くないような気がする。そういう意味では、地図の情報も含めてブックマークしたい場合に、「はてブ→地図登録」ではなく「地図登録→はてブ」として、同時投稿ができるようになっているほうがありがたいように思う。「あとで行く」ははてなIDを使っているので、同時投稿はできるんじゃないかなあと勝手に推測。