知り合いが使っている便利なソフトウェアや、多くの人が使うようになってきたソフトウェアに関する情報は、知っていると役に立つけれども、案外知らないままになっているケースが多いように思う。WakoopaはこれをSNSによって解決しようというもののようだ。
感じとしてはLast.fmに近いようで、ユーザのパソコンのデスクトップに常駐し、自分が使っているソフトウェアの情報をWakoopaサーバに送る。これを集計するとみんなが使っているソフトを表示させることができる。また、僕には今のところWakoopa上の友達がいないのだが、おそらく友人が使っているほかのソフトとか、このソフトを使っている人はこっちも使っていますとか、オススメの機能も持っているんじゃないかと思う(未確認)。
「オススメ」から新しい情報を得られるというのはいいことだが、この中にノイズ(たとえば作成者による情報操作)が入り込んでいる可能性はないのかということも考えてしまった。ひょっとすると、このサービスは、「集合知」の信頼性について新しい論点を示すことになるかもしれない。