徳力さんからメールが来て、滑りこみで受け付けてもらえたことが確認できたところで。
スケジュールの都合がついたので、18日のAMNブログイベント第六弾『ブログと広告』に参加することにした。
パネラーはAd Innovatorの織田さんと音楽配信メモの津田さん。
徳力さんが企画趣旨をアップしている。
リンク: 「テレビCM崩壊」と「CONTENT’S FUTURE」の交差する場所 : AMNブログ.
「テレビCM崩壊」後の未来の広告を象徴するものとして、ブログやSNSなどのソーシャルメディアは、マスマーケティングを補完したり、マスマーケティングでできなかったことを実現するためのプラットフォームとして期待されてしまっています。
そう言う意味では、PayPerPostのように手っ取り早くマスマーケティング的に認知度を高める手段としてブログを活用するサービスが出てくるのはある意味自然なことです。ただ一方で、「CONTENT’S FUTURE」の第二日本テレビ 土屋さんのインタビューで出てくるように、コンテンツを生み出す人が最初から広告やビジネスモデルばかりを気にしていては、コンテンツは本当にやせ細っていくだけ。
ブログやSNSなどの新しい情報発信手段が、コンテンツに新しい可能性を生み出すプラットフォームになることが期待されているはずです。そうはいっても、現状のインターネットが、これまでのコンテンツビジネスほどライターやブロガー、コンテンツクリエイターに収益をもたらしていないという指摘も無視はできません。
コンテンツ産業がやせ細っていく危機感は、実はまだあまりないのだけど、このまま進んでいったらまずいというのは確かだと思うし、業界内でも人によっては非常に強い意識を持っているのだろう。だから、著作権強化を目指す運動のペースも年々高まっているわけだ。
ミュージシャンなんかはまた別かもしれないけど、ライター、(プロの)ブロガーというような人たちは、コンテンツを支える広告とか、情報流通の仕掛けなんかを意識せず、「コンテンツ制作に集中する求道者」になりきるわけには行かないだろう。
別に結論はなく、昨日のインタビューもうだうだしゃべってしまった。たぶんこのイベントでも答えは出ないだろうけど、何かヒントを持ってかえれればいいなと思う。