今週火曜の昼休みに、情報処理論で行ったプレゼンテーションの最終選考を行った。各クラスの最優秀者3組がプレゼンテーションを行い、全体の最優秀者が決定した。
時間の制約もあって、内容的な深まりはそんなになかったとはいえ、最後まで勝ち残った学生たちのプレゼンは、それぞれいろいろな工夫が凝らされていた。
ただしプレゼンを行うために必要な準備、能力、努力について、気づくきっかけにはなったかもしれもしれないが、能力を伸ばす形で、授業が機能したかどうかは、自信がない。できる人はできるように、できない人はできないままになっていて、できるできないという自分の能力に気づくだけに終わってしまっているような気がしないでもない。
さて、この授業が終わった矢先、Twitter経由で、スライドのヒント10項目をまとめたウェブページのことを知った。翻訳調ではあるが、非常に良くまとめられている。マッキンゼーの類書も持っているのだけれど、こちらのほうがコンパクトにまとまっていて、使いやすい。
授業が終わって、プレゼンテーションに関心を持った学生の皆さんは、ぜひ読んでみてほしい。
リンク: Garr Reynolds/Presentations.
1. スライドはシンプルに
2. 箇条書きと文章量を制限する
3. 画面の切り替え効果とアニメーションを制限する
4. 高品質な画像を使う
5. パワーポイントのテンプレートではないビジュアルテーマを使う
6. 適切なグラフを使う
7. 色をうまく使う
8.フォントをうまく選ぶ
9. ビデオや音声を使う
10. スライド一覧で時間を費やす